絵で学ぶ古文書講座: 漂流民と異国船との出会い

著者 : 油井宏子

• 柏書房 (2011年4月1日発売)

作品紹介・あらすじ

鎖国下において、日本人22人の命を救ったアメリカ人たちは真の仲間だった!国境を越えた人間愛と感動の歴史ノンフィクション。

感想・レビュー・書評

[kmurasinさんの感想 · 2014年8月29日]

図書館

[城西大学水田記念図書館さんの感想 · 2014年7月23日]

新着図書コーナー展示は、2週間です。通常の配架場所は、3階開架 請求記号：210.02//A14

[じんのすけさんの感想 · 2011年7月24日]

弘化2年に海難事故で漂流してしまった日本人漁師達をアメリカ船が助け、日本に送り届けるという顛末の古文書をやさしく読み解いて説明してくれる本。これは面白かった。
よくある古文書の横に味気なく読み下し文が載っているやつではなく、説明文中に古文が入っていて、読みながらにして本当に古文書講座を聴いている感覚になる。
古文書初心者にはとっつきやすくて読みやすい。しかも内容にホロリとしてしまった。日本人漁師達とアメリカ船員との信頼関係、幕府の対応。ちょっと自分で調べたくなってきてしまう。

[岐阜聖徳学園大学図書館さんの感想 · 2011年6月15日]

　古文に抵抗のある人、苦手意識を持っている人、そんな人にこの本を読んでほしいです。
　おもしろおかしく書いてあるので気軽に読めて、古文に対する印象が変わることと思います。
（教育学部・国語専修／匿名希望）

[biblilogさんの感想 · 2011年4月18日]

漂流民というからにはハワイが出てくるかも。
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いえ、ハワイにはちびっとしか触れられていません。ただ、 ハワイは捕鯨基地として存在してましたから漂流民を助けた船長の記録をホノルル・フレンド紙から拾っています。これは万次郎ら漂流民の記録ではお馴染みのリソースです。

著者プロフィール

1953年、千葉県生まれ。東京女子大学卒業。公立中学校教諭を経て、1989年よりNHK学園古文書講師。著書に『古文書くずし字　見わけかたの極意』『絵で学ぶ古文書講座』『古文書はじめの一歩』『江戸が大好きになる古文書』『古文書はこんなに面白い』（いずれも柏書房）、『江戸奉公人の心得帖』（新潮新書）など多数の著書・監修書がある。

「2019年 『くずし字辞典を引いて古文書を読もう』 で使われていた紹介文から引用しています。」