実力判定古文書解読力

制作 : 小林 正博 
  • 柏書房
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本棚登録 : 30
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784760147069

作品紹介・あらすじ

上級・中級・初級…現在のチカラが丸わかり!古文書学習の真髄は、くり返し解く、書ければ読める!!

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りて中を確認したが、繰り返し問題を解くことが主なテキストだったので、自分で購入した方が良いと感じた。

  • 41頁:偏の名前 ⑦脇 つきへん。 旁の名前 ⑭朝 にくづき。
    ・39頁に「なお,ここでの偏や旁の名前は,複数の言い方があるものもありますが,漢字を構成する位置をもとに分類して記しています」と書いているが,こういう意味を無視した分類には,首をかしげざるを得ない。
    著者は,Left(左)=偏にあるのを「つきへん」,Right(右)にあるのを「にくづき」と誤って覚えているのではなかろうか? 「明」は太陽【一説では窓】とお月様ではなく,日+肉だと思っているのだろうか。
    そもそも,肉づきが右側にくる漢字は「胡」ぐらいしかない。わざわざこのような違和感を覚える汎用性のない命名法を使うメリットなどないのではないか。
    これは,古文書解読検定の決まり事なのだろうか?
    漢字に関する基本的知識に欠けるとけなされるよりも,いっそ,「みぎつき」「ひだりつき」とでも,命名したらどうでしょうか?
    173頁:読み下し:下人等に至まで
    ・「至るまで」ではないかと,不審成るものこれ有り。
    ・また「向寄次第」に注をつけてほしかった。これはたぶん五人組帳前書で「最寄次第」と同じなのだろう。読みは「むより」か「むこうより」か。意味は,「最寄りの並びの」。

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