藩の借金200億円を返済し、200億円貯金した男、山田方谷

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  • 柏書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784760148417

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    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/688560

  • 江戸時代が進むと藩の財政は苦しくなった。財政が立ちいかなくなると大商人から借金せざるを得なくなる。大商人から借金をする場合、どこの大商人から借金するかという路線対立が生じる。藩内の大商人から借金するか、江戸や大阪の大商人から借金するか。保護主義的な発想は前者になる。江戸や大阪の大商人から借金すると利益は江戸や大坂に流れ、藩内を循環しないと批判される。しかし、金利は江戸や大坂の大商人から借りた方が安いことが多い。藩内の大商人が金貸しの代償として藩内で特権的立場になる方が産業が停滞するだろう。

  • 20170830読了

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著者プロフィール

早稲田大学法学部卒。大学在学中より名経営者である日本精工元会長・今里廣記氏に師事。その後も、京セラ名誉会長・稲盛和夫氏、アサヒビール元会長・樋口廣太郎氏などの著名な経営者から経営を学ぶ。
プロ経営者として、2007年に東証一部の(株)ハードオフコーポレーション代表取締役社長に就任。2014年には(株)リソー教育副社長に就任し、当時、破綻の危機に瀕していた同社にて、コンプライアンス重視の経営、ガバナンス経営を実現する経営改革を行い、1年半で見事復活させる。著書に『軍師の戦略』(クロスメディア・パブリッシング)、『稲盛和夫と中村天風』(プレジデント社)、『松下幸之助の菜根譚』(あさ出版)など多数。

「2019年 『1%の人が知っている99%勝てる株が見つかる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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