原タイトル: Wolf child and human child
さくさくぱんださんの感想
2017年7月1日
育てるということについて考えさせられた。 この姉妹が長い間生きられたのも、言葉を覚え始めることができたのも、人間社会に連れ戻されてから自然に人間としての本能で人間達に馴染もうという力が働いたのではないと感じた。 普通の犬でも二本足で立って歩き、言葉を発することができるようになるであろうレベルで熱心に、施設の女性がサポートをしたから、人間の生活にも目を向けることができたのだと思う。 毎日全身にマッサージをして関節をのばしたり、本当に愛情を持って「子育て」をしていたからこそで、その努力がこの姉妹が人間であったこと以上に重要だったのではないか、と思った。