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- Amazon.co.jp ・本 (613ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761005962
作品紹介・あらすじ
かつて、ムーレほかによる古生物学の教科書"無脊椎動物の化石"から強い影響を受けた著者が、外国の文献を参照し自ら写し取った絶滅・海生無脊椎動物の復元図を中心に据え、およそ6億年に亘る長大な無脊椎動物の進化史をつづったもの。本書をひもといて、原生動物からコノドント動物に至る、イマジネーション豊かな600枚を越す復元図を、つぶさに見ていただきたい。その時、われわれはエディアカラ丘陵の先カンブリア紀末から現在に至る、長く圧倒されるような生命の歴史の重みを、真に実感できるに違いない。
感想・レビュー・書評
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とにかく見事な精密画集です。
私はこれで左右非対称のホマロゾアを知りました。
生物が目に見える形態をとって6億年。なかでもこれら無脊椎動物は生物の発生や進化を考えるにあたって重要な位置にあると思われるのですが、これほど多岐にわたって視覚化されたものは嘗てなかったのではないでしょうか。
惜しむらくは学名が付されていないこと。ですので解説が現在どのように変遷しているか確認が取りにくいです。
それでも☆5つの価値は充分あると思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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