手にとるようにユング心理学がわかる本: 「自分の心の正体」はどこにあるのか?

著者 :
  • かんき出版
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761261405

感想・レビュー・書評

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  • 専門書を読もうと思う。きっかけづくりには良い。

  • ユングの心理学については、他の本を読んだ事がないので、分かりやすさを
    どの程度と定性的に述べる事はできませんが、絶対的には理解しやすいと
    思います。なぜ理解し易いのか。これは、ユング理論を述べただけでなく、
    なぜそのように考えたのか、考えるようになったのかという背景を含めて
    述べているからだと思います。

    内容にはついては、要約するのは難しいし、意味がないような気がしますので
    行いません。ただ、嘘発見器はユングの心理学がベースになっている事、そして
    そのベースを知れた事は良かったと思います。それ以外で面白かった点は、

    1.外向的思考・内向的思考×思考・感情・感覚・直感、8つの人格
    2.コンプレックス(自我・投影)
    3.ペルソナ(誰も仮面を何枚も付けて生きている)

    の3つです。特に1と3は密接に関連しているらしく、自分の正確に合った
    ペルソナでないと、そこにひずみが生じて心のバランスが崩れてしまうらしい
    ので、気をつけなさい。と著者は解説しています。確かに、いつもは大人しいのに、
    明るい役を演じなければならないとしたら(実生活で空気を読んで)、苦痛ですよね。

    本書は、読みやすくかつ理解しやすいので、心理学に興味がある人にはお薦めです。

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著者プロフィール

作家

「2020年 『古関裕而 応援歌の神様』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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