「成功の型」を知る 起業の技術

著者 :
  • かんき出版
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本棚登録 : 327
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761269609

感想・レビュー・書評

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  • 起業しない人には関係ないが、起業予定の人、起業仕立ての人にとっては、非常に有益。
    著者自身が、起業の中でという意味だけでなく、広く有能な方だとは思うが、そういう人でも難しかった部分を体系化し言語化してくれている貴重な書籍。

    例えば、ミッションの作成に関して、
    A:記憶に残るか
    B:誰かに話したくなるか
    をポイントに置き、それを客観的にチェックするポイントが、
    ①違いは明確か
    ②短いか
    ③わかりやすいか
    ④社会性があるか
    というように、自問の助けとなる問いが並んでいる。
    振り返る際に、メンターや相談役がいなくても、一つの問いを考えることに何度も役立ちそうだ。

    著者の会社で用いられている、一人一人の損益計算書としての「プロフィットメイカー」という発想も面白い。本当に上司はできるのか?稼げるのか?がある程度数値として現れると部下に対する求心力も変わるだろう。

  • 思想的な本が多いこの手の書籍においては、具体的な考え方、落とし込み方にまで触れている、希少な書籍。
    起業を考えている方もはもちろん、新規事業を立ち上げる際にも役立つ。
    難でも新しいことをやるためには色々と考えることが多いが、その考えることを具体手kに体系化しているので、どのように考えればよいのか、落とし込んでいったらよいのかわからない人に取っては良書。

  • これは素晴らしい本である。神田昌典氏の「60分間企業ダントツ化〜」の本に出会って以来の衝撃。起業を志す人なら読むこと必至!おすすめです!

  • 潜在顧客も含め顧客をいかにマネジメントするか、顧客にサービスや成果物が渡った前後をどのようにマネジメントするか。またサービスや成果物を生み出す社内をどのようにコントロールしていくかという、3つのレイアーに分けてそれぞれのフレームワークごとに学べる一冊。 起業はもちろん、仕事そのものを管理する指南書としても活用できると思う。

    組織パフォーマンスのフレームワークが網羅的になっている点は、ビジネスモデル・ジェネレーションに近い印象も受けた。

    社長は「自分がいなくても回る組織を夢見て(目指し)」「自分がいなくても回る組織という悪夢を見る」という矛盾に、頼られたいという長のバイアスがありコレが組織の成長を阻む、としているのは凄く納得感があった。そこにこそ個と組織の適切な距離をみたという気も。

  • 起業に必要なことが、それぞれのテーマに分けられていて、どれも実践的に定義されている。起業経営するうえで「何をすべきか?」がワークにもなっているので、これらに取り組むだけで「設計図」のように事業を組み立てていくことができる。よくある概念的なものとは違い、とても実践的な内容が多いので、起業家やこれから起業する人にオススメ。

著者プロフィール

会計事務所、経営コンサルティング会社を経て、1997年に「日本の開業率を10%に引き上げます!」をミッションとするビジネスバンク社を20代で創業。シェアオフィスのパイオニアとして業界を牽引していくなかで多くの会社が失敗する現実を見て、高収益事業だったシェアオフィス事業を売却して経営者教育を始める。

数千社という会社経営の現実を見てきた経験から生み出された「経営の12分野」「社長力の10分野」「幸福追求型の経営」などのプログラムを提供するは累計参加者が3万人を超える「社長の学校」となっている。早稲田大学でも教鞭をとり「ビジネスアイデアデザイン」「起業の技術」「実践起業インターンREAL I&Ⅱ」などユニークな講義で人気に。

著書に『戦わない経営』『社長の仕事』『起業の技術』(かんき出版)などがあり、海外でもベストセラーに。大企業の社長から若い起業家まで多くのファンに支持されている。

「2021年 『生き残る会社をつくる「守り」の経営』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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