- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761269630
作品紹介・あらすじ
「知名度0なのに、主要雑誌でベスト商品に選ばれた!」「1番有名なクチコミサイトで年間殿堂入り!」「計画の2倍売れた!」企業からオファー殺到のヒットメーカーが実践している小さく生んで大きく育てる方法。
感想・レビュー・書評
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マーケティングの教科書にある内容をそのまま落とし込むのではなく、事例を踏まえつつ分かりやすくステップが踏まれます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
かなり実践的なマーケティングの実用書。
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明確なコンセプトを持った商品力とターゲットを絞り込んだ訴求力を兼ね備えた商品が必要
マイクロヒットさせるには、それぞれをマイクロ化する
ティッピングポイントを迎えるためには、
1.特定の少数者が重要な役割を果たす
2.あるメッセージが頭から離れなくなる
3.環境に大きく左右される
コンセプトには、はじめてを取り入れ、不満を解消、できる、しながらできると組み合わせる
ターゲットのマイクロ化には、
1.世代の消費感覚が背伸びか身の丈か
2.龍好感度がトレンド系かフォロー系か -
コスメティックのマーケッタ経験から編み出された手法は、アカデミックな切れ味はないが、実践で鍛えられた理論であるので説得力がある。大胆にマイクロヒットというだけあって、ターゲットをきっちり絞り込むのも実務経験者らしい。また、生きてきた時代背景や、女性誌のコピーから、消費傾向を心の傾向性で、カテゴライズする点も新鮮だった。早速「7つのはじめてコンセプト」を、新商品に当てはめて、企画力を磨く練習をしてみよう。
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著者から献本いただき、拝読しました。
すばらしい!失礼ながら正直、期待以上の内容水準でした。
とても平易な語り口なのですが、内容的にはとてもしっかりしているとともに、何より実用的。地に足がついているのは、著者自身が大手(と言っていいでしょう)企業の組織でも働いたことがあるからでしょう。理屈や理想だけでなくて、組織内の意思決定の現実もよくご存知。(とくに化粧品業界は尚更)
「1行コンセプト」と「心のキャラによるマイクロターゲット」、いいですね〜。この行き方は必ず有効と私も断言できます。(^^