マンガでよくわかる モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方
- かんき出版 (2020年2月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761274771
作品紹介・あらすじ
マンガだから、かんたんに読めちゃう♪
誰でも!おうちでできる!
子どもの才能を最高に伸ばす方法。
「いたずらばかりする…」
「話を全然、聞いてない…」
「お友だちと仲良くできない…」
こんな子どもの「困った行動」も、
本書のメソッドで見れば「輝く才能」になります。
・史上最年少プロ棋士・藤井聡太さん(将棋)
・史上最年少プロ囲碁棋士・仲邑菫さん(囲碁)、
・女優・松岡茉優さん
が幼児期に受けた教育として、
一躍脚光を浴びた“モンテッソーリ教育”。
「集中力」と「自立」を育てる教育法として
日本に先立ち、米国では教育意識の高い親に取り入れられ、
・ラリー・ペイジ&セルゲイ・ブリン(Google創業者)
・ジェフ・ベゾス(Amazon創業者)
・マーク・ザッカーバーグ(Facebook創業者)
・バラク・オバマ(元米国大統領)
・ビル&ヒラリー・クリントン(元米国大統領夫妻)
・テイラー・スイフト(歌手)
・ビヨンセ・ノウルズ(歌手)
などの、突出した才能を生み出してきました。
本書は、ハーバード大学の心理学者ガードナー氏が唱える「多重知能理論」を
著者が日本人向けにアレンジした「9つの知能」を使って、
運動、学力、クリエイティビティ、コミュニケーション能力など
子どもが持つさまざまな能力を見つけていきます。
さらに、「9つの知能」を伸ばすオリジナルのアクティビティも多数紹介。
どんな家庭でも、笑顔で、かんたんに子どもの才能を伸ばすことができます。
感想・レビュー・書評
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大人目線の具体的な悩みポイントを、子ども目線で捉えてアドバイスをくれる内容。
すでに実際に育児をしている親にも読みやすいし、これから育児を迎える親にも分かりやすい。
子どもの自立的な成長には、親が出来るだけ心に余裕を持って見守ってあげることが大事。
親の幸せは子どもにかならず伝染する。
結局どんな風に子どもを育ててお世話をするか、というよりも、親がどんなスタンスで生きているか、どんな姿を子どもに見せたいか、の方が大事な気がした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
モンテッソーリ教育に関する本として初めて読んだ本。挿絵付きで大雑把な内容は分かったが、もう少し原理を深く知りたいので、モンテッソーリに関して書かれた他の本も読んでみたい。こんな困った時、子どもにどう接したらいいの?という具体例がたくさんあった印象。
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親の嫌がることをするときは「欲求不満」の可能性
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モンテッソーリ教育に興味があって読んだ。
「子供は自らを成長させ、発達させる力を持って生まれてくる。大人である親や教師は、子どもの成長要求をくみ取り、自由を保障し、子どもたちの自発的な活動を援助する存在に徹しなければならない。」
「子どもの自立であり、親は子どものそばに寄り添って、見守る存在でいることが大事。決して手を貸したり、世話を焼いたりする存在である。」
つまり、待つことが大事。
特に赤ちゃんのフロー状態を止めないことによって脳の発達が期待できるらしい。
そのためには外で遊ぶことが重要!家の中では刺激が少ない。 -
■読んだ目的:モンテッソーリ教育の考え方を知り、実践に繋げる
■達成できたか:考え方を知ることは出来た。あとは実践するだけ。
子どもが生まれたら、「自分の頭で考え、意思決定し、行動できる子に育てたい」と考えています。そのための育児にモンテッソーリ教育が合っているのではと思い、この本を手に取りました。
電子書籍で読みましたが、所々漫画などのイラストが入っていることで、考え方を図解で理解することができ、モンテッソーリ教育の入門書には大正解の一冊でした。
また、この本ではモンテッソーリ教育の考え方だけでなく、「ハーバード式」ということで、人間がもともと持っている多重知能(8種類)についても触れられています。
親が子どもに押し付けるのではなく、子どもの自立を促しながらそれぞれの知能を伸ばすための具体例(知育など)が取り上げられており、実践してみたいと思えるものが多かったです。
また、育児あるあるとも言える、子どもの後追い時の対処法など、育児あるあるの対処法もまとめられており、実践する機会は先になりますがとても勉強になりました。
ただ、少しだけもやっとしてしまった部分があります。それは、この本が読者をママに設定していると感じられる書き方が多く、読んでいて、育児する人=ママ(女性)という構図が前提に感じられたことです。男性読者が読んだときに、自分も育児するのに、しない前提のような書かれ方は嫌だな、ともやもやする方もいそうでは…?と思ってしまいました。
ですが、体型的にモンテッソーリ教育を学べ、実践方法もまとめられているので、入門書として育児本を探している方にはとてもお勧めです。
私は旦那にも読ませます。 -
モンテッソーリ教育と多重知能理論がどんなものか、ざっくり知るにはいいのでは。マンガ付きでわかりやすい。
育児なんて教科書通りにならないことばかりなので、全てを取り入れようなんて無茶なことはせず、なんとなく知識を入れておき、たまに実践できたら「よし、親としてちゃんとやれてるぞ」と安心するための材料にすればいいと思う。 -
書いてあることはモンテッソーリの基本的な事で深くはないが、モンテッソーリ教育がどんなものなのか簡単に知るのにちょうど良いと思う。
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これから第1子の子育てが始まるので、参考にしたく手に取った。
第一章では子供の行動の理由をマンガで分かりやすく説明してくれていて、その対策も併せて解説してくれている。
第二、四、五章ではモンテッソーリ教育を基に、子供への接し方を解説してくれている。
第三章ではハーバード式を基に、9つの知能を基に、それらの知能を伸ばすための遊びを解説してくれている。実際に取り入れたいと思うものばかりであった。
モンテッソーリ教育の章では、子供の好奇心を育てる為に、大人が先回りしない、子供の行動の背景を考えることが子供の自信をつけることに重要だと知ることができた。
子供が小学生になるまで手元に置いておいて、子供の知能を伸ばすのに参考にしたいと思える本です。