- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761275532
作品紹介・あらすじ
貿易実務を身につけるには、「貨物の流れ」と「お金の流れ」「書類の流れ」の理解が必要。本書は、貿易実務の3つの流れを理解しやすくするために、取引実務をイラスト図解でわかりやすく解説し、ポイントをつかみやすくした入門書。インコタームズ2020の改訂に対応するとともに、決済や通関などの最新情報を盛り込んだ一番わかりやすい貿易実務の本。
感想・レビュー・書評
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仕事で貿易関連の知識が必要になったことがきっかけで読んだが、非常にわかりやすかった。
貿易の取引の流れやリスク、具体的な方法や取引、条件、輸送の仕組みなどなど本の名前の通りしっかりと基礎を学べた。
見開き1ページで一応ご説明しているためとてもわかりやすい。
また文章での説明の後に同じ説明を頭でまとめてくれているため、理解が深まった。
仕事において貿易の知識を完璧に身に付ける必要は無いものの、この本に書かれている内容は押さえておいたほうがいいと思った。
少なくとも用語は覚えたい。
今回は図書館で借りたが、購入してもいいほどの本だった。
英語3文字でDDPなどのインコタームズを仕事の中で聞いたが、どこからどこまでを対応するか、どのような方法で輸送するかに基づいて区分けしていると知って、とても便利な仕組みだと思った。
当たり前だが、貿易においては他国との取引になるため、取引上の信用などを確認する必要があったり、荷物の紛失や破損等のリスクを考慮する必要があるなど勉強になった。
また、貿易と言われると、貿易船が運河の間を通っていくようなイメージがあったが、航空輸送と言う方法もあるのだなと改めて感じさせられた。
精密機器などは航空輸送が一般的なようなので仕事に関わる航空機機での輸送に関連する部分は覚えておきたい。
貿易の手続きは各社の通関士等の担当者が対応するものだと思っていたため、貿易の手続きの代行をする代理店などもいるということは意識したことがなかった。
また商社などはそういった貿易の手続きを自社で行っているようだが、スポットで貿易が発生するような会社は、フォワーダー等の代理で対応してくれる会社に任せるのが一般的だということは知らなかった。
海外とも関わる仕事をしているため、貿易の資格をとっても良いかもしれないなぁと浅い気持ちで思っていたが、自分の会社ではそういった需要はなさそうだし、転職先でもあまり役立たなさそうなので、違った資格を取ろうと思った。
何か良い資格ないかなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今後ともお世話になります。