やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ (科学的に先延ばしをなくす技術)
- かんき出版 (2021年10月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761275723
作品紹介・あらすじ
やりたいことはあるけれど、それを実現するための行動を起こしていない人は多くいます。「英語を話せるようになりたい」のに、英語に触れさえしていない。
「体を鍛えて健康になりたい」と、何年もジムを探し続けている。
これは仕事でも同じです、
「早く上司にトラブルの報告をしなきゃ」と思いつつ、夕方になってしまった。
明日が期限の報告書があるのに、気乗りせず手をつけられていない。
こんなことが続き、「だから私はダメなんだ」「いつもギリギリにならないと動けない」「あのとき動いておけばよかった……」と自分を責めている方もいるかもしれません。
しかし、こうなってしまうのは、あなたの性格や能力のせいではありません。
脳が、面倒くさがっているだけなのです。脳の仕組みを理解し、行動スイッチの入れ方を知れば、誰でも自分を動かすことができるようになります。
よく、「やる気は出ない」という人がいますが、「やる気」は行動した後にしかついてきません。やる気に頼っていると、永遠に動くことはできないのです。
本書では、アドラー心理学や脳科学に基づいた、「やる気に頼ることなく自分を動かすためのコツ」を豊富なイラストを交えながら紹介します。
感想・レビュー・書評
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たくさんのコツの中で自分に合ったものを見つけられたのが良かった。リモートワークでダラダラしがちな生活の改善に役立ちます。
仕事に取り掛かり始めるのが億劫だったので、翌日分の仕事に少し手をつけておくというのは個人的にとてもいい方法だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とりあえず動け
まずは「いいね!」を押せ -
気合いでやる!というより、仕組みでやり始めるとできるよっていう仕組みの作り方が書いてあった。
知っているものもあれば、初めて知るものもあった。
自分で実践できそうなものを少しずつやっていきたい。
★ うまくいかないことは失敗ではなく 「行動して得られた成果」と考えよう。
★ 「やる気」は天から降ってこない。
★ 自分の頭の中を「見える化」すると、思考がクリアになる。
★ 「結果」はコントロールできませんが、「行動」はコントロールできます。
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メンタルトレーナーによる本。タイトル通り、すぐやる人になるためのコツが37コ紹介されています。1日でムリなく読めます。
大半は別の本で見たことあるな、との内容だったが、以下1つは「なるほど!」と思ったので、言語化しておこう。
自己肯定感が低い時は、評価の軸を細分化してみよう。
調子わるい時は、成功か失敗かの二分法で考えてしまい、あー失敗した、と落ち込むばかり。
そこに仮に「たいへんよく出来ました」「まあまあ」「そこそこ」「わるくない」「かなりやっちまったか」と、評価の『目盛』を細かく出来れば、自分自身に『部分点』をあげる事ができる。
そう言えば、学生時代のテストも、記述は完全な×ってそんなに無くて、何か書けば△とか、部分点が貰えていた気がする。分からないなりに書いた人、行動した人だけが、ちょっとでも点もらえるってことか!(笑) -
物事の取りかかりが遅く、いつも両親にのんびりしすぎと怒られる私。
少しでも現状を変えられるきっかけになればと手に取った本でした。
実践しやすいものばかりで、少しずつですが心と身体が動き出しているのを実感しています。
ぶっとんだ目標を立ててそれに向かって確実に行動を積み重ねていきたい…! -
「明日は掃除しよう、勉強しよう」で結局できない私。。本著の「人は動き始めたら止められない性質があるから、10分でいいからやってみる」を試した結果、続けられるようになりました!人生をより楽しくする一冊、だと思います。高校生から大人までお勧めです。熱中するものがなくても落ち込む必要はなくて。続けていたらいつの間にか夢中になっていた、何てことになったらいいなぁ。
#AmazonAudible #kindleUnlimuted
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少し期待しすぎたかもしれません。
私には一回では理解出来ないというか、
ずっと入ってこず、逆に混乱してしまいました。
#期待しすぎたかも
#自己肯定感
#夏の読書感想文 -
すぐ行動できないのは、人間の脳の仕組みによるものだったとは!
自分の意思の弱さや性格の問題ではないと知り、救われた気がする。
紹介された37のメソッドが巻末に一言で要約されている。ここを見れば、いつでもパッと振り返りができるのが良い。 -
やる気があるから行動できるわけではなく、行動するからやる気がでてくる
日々の仕事終わりに明日どんなことをするかイメージしてメモをする
すぐやる人は「私にはできる」というポジティブゴールイメージを描いている
ぶっ飛んだ目標を立てる際のコツは「実現できるかどうか?」ではなく、「実現したいかどうか?」を重視することです -
自己啓発本系あんまり得意じゃない人におすすめです。
「著者の成功者マウントじゃん…」とか余計なこと考え始めて自己啓発本大体最後まで読み通せない私でも最後まで読めました。
脳科学や心理学に根拠を求めているので、成功者の押し付け感がなく読みやすいです。
出色なのは鈴木衣津子さんのゆるゆるなイラストです。読者を全く追い詰めない類稀なる寛容さ。ゆるくてかわいいだけじゃなく、その章に書かれている内容を実に的確に表現しています。
著者が巻末にキーワード索引作ってくれていますが、個人的にはそれを読むよりも、パラパラパラ〜っとページを捲って鈴木さんのイラストを眺めた方が、どんな内容だったかどんなことに気を付ければいいのかすぐに思い出せます。
本書で紹介されている取り組むべきことが、簡単で続けやすく(重要!)、ナマケモノどんとこいです。