- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761521448
感想・レビュー・書評
-
個人それぞれまちに対して好き嫌いのある中でも「誰もが気持ちよく過ごせるまち」をテーマに、景観や建物の配置、道路設計、公園や広場の意味と役割づけなんかを事例紹介した一冊。とっても勉強になりました。人のつながりは、まちがどう設計されているかにも結構寄ってくるんだなと。暮らしのインフラとしてまちがハード・ソフト含めてどうなっているとより人が楽しく暮らせるかについて考えさせられました。個人的には、やっぱり自転車に乗るのが好きなので歩車分離や都市の中での大通りと小道の配置とか、「人の移動」に関わる部分での考察や設計時の配慮は参考になりましたね。アメリカの事例ばかりなので、日本だとどんなところがあるかとか探してみたいと思いました。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
請求記号・518.8/Ka
資料ID・309801920 -
持続可能な都市づくりとして、アメリカを事例としてあげている。特にポートランド市の取り組み。
人口増加の中での持続可能性を考えるというのも面白い。 -
内容(「MARC」データベースより)
今アメリカでは人間性に根ざした半永久的に存続しうる町づくりの運動がおこっている。真のベター・クォリティ・オブ・ライフの実現を目指す新しい動きについてその考え方を紹介する。〈ソフトカバー〉
目次
第1章 アメリカの町づくり―クオリティ・オブ・ライフを求めて
第2章 サステイナブル・コミュニティの実験
第3章 サステイナブル・コミュニティの思想
第4章 リージョン―ポートランド“メトロ”の挑戦
第5章 日本型サステイナブル・コミュニティに向けて―むすびにかえて -
分類=都市・まちづくり。95年11月。
-
強いコミュニティ意識と永続・持続可能(サステイナブル)な構造を持つ町についてまとめたもので、これからの新しいまちづくりのあり方を考える上で、読んでおくべき必修本。住民が誇れるアイデンティティを持ち、自然と共生し、省エネ・省資源に配慮された町などアメリカや欧州の紹介等により日本への対応を考える1冊。