都市のリ・デザイン: 持続と再生のまちづくり

著者 :
制作 : 鳴海 邦碩 
  • 学芸出版社
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本棚登録 : 11
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761522063

作品紹介・あらすじ

何を残し、何を創り、何を育てていくのか。経済・資源・エコロジーと結び、地域から取り組む新しい都市デザイン論の試み。共生的・都市活性的仕組みづくり。

感想・レビュー・書評

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  •  鳴海先生は、兵庫県庁にいたころ、景観審議会の会長をしてもらっていて大変お世話になった。

     当時は、なんかてんぱっていて、あまり勉強できなかたが、改めて鳴海先生の本を読んでみた。

     10年以上前の本なのに、何も色あせていないというか、何もこちらも進歩していない。

     都市のリ・デザインは、自然と人間の関係をみつめなおして、都市を考えるとのこと。(p187)

    (1)今のシリアのあったエバラ王国やインダス文明も、自然が滅びたため都市自体がほろびたという。(p185)

     人工的な環境に囲まれていても、気候、水、土などは人間に不可欠。自然を常に意識していたい。

    (2)東京都の公害防止条例では、地域冷暖房地区では地域冷暖房接続義務を課している。(p174)

     どっかの政党が下水道の接続義務を解除しようとしているが、どちらか大きな目で自然にやさしいのか、考えてみる必要あり。

    (3)ドイツの建設法典で都市建設基本計画で配慮すべき事項の最後に、国防と民間防衛が記載されている。(p130)

     これもしらなかった。特に、民間防衛って言葉にちょっとひっかかる。具体的にドイツの民間防衛って何を期待しているのか勉強したい。

     図書館の本なので付箋をつけたページ。p41,53,57,71,93,119,130,162,171,174,185,187。

  • 小野

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著者プロフィール

1952年生まれ。兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科教授。慶應義塾大学経済学部卒業、神戸商科大学(現 兵庫県立大学)大学院博士後期課程単位取得。博士(経済学)。神戸商科大学商経学部講師・助教授、兵庫県立大学経済学部教授・政策科学研究所長を歴任。2017年4月より現職。主な著書に、「復興特区の現在とその可能性」『災害に立ち向かう人づくり』「動き始めた都心-知識創造とイノベーションの拠点へ-」『都市を動かす-地域・産業を縛る「負のロック・イン」からの脱却-』

「2019年 『地域産業のイノベーションシステム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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