- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761523930
作品紹介・あらすじ
バスはもっと活かせる。基幹的な大量輸送から個別対応のディマンドバスまで、地域の様々なニーズに応えるバスの可能性を徹底的に追求する。
感想・レビュー・書評
-
都市居住環境論[Theory of Urban Living Environment]
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
★都市でのバス活用★過疎地でのバス活用策を求めていたので趣旨は違ったが、公共交通としてあまり脚光が当たらないバスと都市交通の関係を幅広く網羅している。
しかし改めて考えると鉄道マニアは多数いても、なぜバスマニアはあまり聞かないのだろう。車両の種類の多さ、時刻表というデータベース、整備された駅舎などの差だろうか。二次交通としてバスがうまく機能しないのも運行情報が乏しいケースが多く、逆に言えばこうしたデータや施設を整備すればバス活用の芽も広がるのではないか。エムシードゥコーによるガラス張りのバス停整備だけでも随分と印象が良くなったのだから、歩道整備と連携してしっかりとしたバス停を作れないか。 -
都市計画、まちづくりの現場において、建築や土地利用、景観などと比較して、交通が軽視されがちである現状を背景として本書は執筆されている。
公共交通、特に身近なバスがまちづくりにどのように生かせるか、様々な地域の事例やデータの紹介や日本における課題などが示されている。
本書を読むことによって、バスを活かしたまちづくりは意外と現実的で、この視点を少し持つだけで、より過ごしやすいまちをつくることができると気付かされる。
公共交通が疲弊している昨今だが、それぞれの都市の状況を踏まえつつ、どのようなことを考えていけばよいかのヒントを得られる一冊。
(2013 ラーニング・アドバイザー/シス情 SATO)
▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら
http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1343793&lang=ja&charset=utf8 -
みんなバスなめんな、と思えるくらいバスの可能性を示してくれる1冊。
路面電車も大事なんだけど、ルートの自由がきくバスもかなりイケてる
はずなんだよね。
あとは以下に運用するかってのが腕の見せ所だよね。
そういうところで仕事したいっす。