- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761526016
作品紹介・あらすじ
交通渋滞、バスや鉄道の経営難、中心市街地の衰退、これは人間が引き起こした社会的な問題だ。そこで市民の意識や常識に働きかけ、クルマ依存からクルマをかしこく使う方向へ、人々の自発的な行動転換をはかるのがモビリティ・マネジメント(MM)だ。その考え方や手法を初めてMMを担当する人、戸惑いがある人へ説く。
感想・レビュー・書評
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渋滞の解消に向けて対策案を検討する中で読んでた本。
M M(モビリティマネジメント)の観点なので、物理的に解消するのではなく、利用者の意識を変えたり行動を変えるものだったので、知りたい内容とずれてた。
ただ、企業がよくやってるノーマイカーデーが渋滞の解消目的でしてる話もあって、目から鱗が出た。てっきりCO2削減が主点やと思ってたけど、通勤時間帯の渋滞緩和にも効果があるのね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
社会人1年目の時の仕事に少し関わりがあって、先輩が買ってくれた本を読み返し。
車や公共交通機関をうまく活用していくモビリティマネジメント(MM)についての本。
江ノ電やタコバスの事例も紹介されている。
夫は著者と一緒にに仕事をしたことがあるらしい。 -
京都、江ノ電のほか、道路MMの事例も読めるお得な本です。モビリティ・マネジメントというとき、公共交通利用促進、マーケティングという側面が強調される事例が多い気がする。それももちろんあるけど、さらには、交通弱者へのモビリティの提供という側面もきっとあると思うのですが、そういう事例は、日本にはあまりないのかなぁ。