- 本 ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761528973
作品紹介・あらすじ
豊かな庭と建築、名物は日替わりの多国籍料理。目指すのは、LGBTQ、依存症、HIV陽性、外国籍…異なる現実を生きる人々か?出会い、変わっていくこと。変わらなくても生きられる社会をつくること。そんな場をつくってきたバザールカフェの社会福祉士、ボランティア、宣教師、研究者らの実践レポート。
感想・レビュー・書評
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色々な人が色々な理由でそこに存在している、それって社会そのままなわけで、そら大変だよね。
若い時に近所にこのような場所があるかないかで生き方が変わるかもしれない。 -
バザールカフェとは不思議なところだ。
私は実際にバザールカフェに行ったことがある。ただ客として。
その時もこの空間は何なんだと感じた。スタッフなのかお客さんなのか分からない人達がいた。
この本を読んで、その分からなさを受け入れているのがバザールカフェなんだと理解した。
一般的にはダイバーシティと言いながら、それぞれの人をカテゴライズしてその人に対応している。
外国の方や障害者や依存症者や健常者や、それぞれがそれぞれの対応だ。支援者と被支援者の境目は一般的には明確で、だからこそ生き辛さが生まれるように思う。どんな人とも1人の人間として出会い、付き合って行けたらと思う。 -
属性を問わないカフェ、自分なりの場所を自ら作ることのできるカフェ、そんなカフェを私も作りたいと思いました。
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369.1
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地域創生の参考に、バザールカフェっていう概念を学ぼうと思ったら、バザールカフェっていう一お店のエピソードが多かった。
色んな人にバイアスをかけすぎず、関わっていくことが大事。印象的だったのはソーシャルワーカーや先生とかは職業だけで聖職者、善人であるという先入観を持たれていること。