- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784762027062
作品紹介・あらすじ
日本の社会学は1970年代、東京大学出版会の第II期社会学講座も刊行されて繁栄期を迎え、各大学の大学院も多くの院生を抱えて活況を呈していた。
本書は、そのような1970年代に大学院教育をスタートさせた早稲田大学文学部の正岡寛司研究室出身の有志10名が、正岡とともに世に問うものである。執筆者は、正岡研究室で社会学理論と方法論、農村社会学と親族研究、家族社会学、ライフコース研究の指導を受けた学会の中軸となる研究者である。各人が、変容する社会に対してそれぞれのテーマと理論、方法で切り込み、2015年度の日本社会学会大会のシンポジウム「戦争をめぐる社会学の可能性」で報告した正岡寛司氏の特別コメント「わたしの戦争体験」も掲載されている。
本書には、一つの時代を共有した社会学研究室の世代継承が示されている。この時代を知る者にも、また現代の若い社会学徒にもぜひ読んでもらいたい。
執筆者
正岡 寛司、岩上 真珠、大久保 孝治、白井 千晶、西阪 仰、安藤 由美、嶋﨑 尚子、西野 理子、澤口 恵一、佐藤 友光子、池岡 義孝
感想・レビュー・書評
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カテゴリ:図書館企画展示
2017年度第5回図書館企画展示
「追悼展示:岩上真珠教授ご執筆本」
展示中の図書は借りることができますので、どうぞお早めにご来館ください。
開催期間:2017年9月25日(月) ~ 2017年10月24日(火)
開催場所:図書館第1ゲート入口すぐ、雑誌閲覧室前の展示スペース詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
東2法経図・開架 361A/I93h//K