コネクショニストモデルと心理学: 脳のシミュレーションによる心の理解

  • 北大路書房
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 16
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784762822193

作品紹介・あらすじ

脳と心の研究において極めて重要な位置を占めているコネクショニストモデル(PDPモデル,ニューラルネットワークモデル)について種々の視点から概観するとともに心理学の各分野においてオリジナルの研究例の紹介する。さらに数理的な解説もし,実験とデータの分析に偏りがちであった従来の心理学研究に活路を見いだす。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • モデルとシミュレーションで心理学をとらえる分野の入門書。
    あまり知らなかったが、一部で注目をされている。
    しかし、難しい。心理学は奥が深い・・・

  • あとがきは下記に掲載しています。
    http://kyoumu.educ.kyoto-u.ac.jp/cogpsy/personal/Kusumi/connection.htm

  • 某先輩にお借りしてる「院生になるまでに読みたい本10選(?)」の
    うちの一冊です。まだ残ってます・・というか10超えてる・・?

    「複雑系入門」からのつながりでこの本なのですが、
    今までふぅんとしか思っていなかったコネクショニストモデルが
    なんだかすごいことになっている!という感じになりました。

    最後の数理的基礎の章は難しかったです・・
    でも実際やるならこれくらいできないとですね。
    個人的に面白いな、と思ったのは学習則と上述の数理的基礎以外の
    全章だったりします。ほとんど言語に関係してましたし、
    集団意志決定の章はむしろCMCについてが面白かったです。
    感性工学も卒論に少し関わってくるような(SD法とか)テーマが
    出てましたし。ちょっとシュミレーションやってみようかな。
    (言うだけ)

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

守 一雄(もり・かずお)
2007-2017年 東京農工大学大学院工学研究院教授
現在 松本大学教育学部教授
《主著・論文》
やさしいPDPモデルの話 新曜社1996年
コネクショニストモデルと心理学(共編著) 北大路書房2001年
Mori, K. & Arai, M. (2010). No need to fake it: Reproduction of the Asch experiment without using confederates. International Journal of Psychology, 45, 390-397.

「2018年 『中学生の数学嫌いは本当なのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

守一雄の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×