- Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
- / ISBN・EAN: 9784762823909
作品紹介・あらすじ
「顔」の心理学的研究について,現時点での最新の成果を紹介する。進化・発達・知覚・認知・生理・臨床・記憶・社会・文化といった各領域からの成果をまとめた。「顔」というテーマに興味・関心を持つひとにパースペクティブを持ってもらえることを目指し,コンパクトながら十分な内容を持つものを意図して編集された。
感想・レビュー・書評
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第1章 顔と進化論
第2章 顔と発達
第3章 顔と知覚:運動情報
第4章 顔の表情と認知
第5章 顔と認知神経科学
第6章 顔と生理学
第7章 顔と精神疾患
第8章 顔と記憶
第9章 顔と化粧
第10章 顔と高齢者詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いろんな研究があるものだ。顔なんてあって当然とおもっているから自分のも他者のもよく見てもないし,考えてもいないなぁ。
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題名通り、顔の研究の第一線を内容とする。従来の表情研究の内容や、レビュー、方法論の説明など、研究を進めれ上で指針となることがおおい。
編著であるため、一貫性に欠けるものの、その分、多角的に論じられている印象がある。
ただし、あくまで、概説書なので、引用文献などを参考に、裾野を広げていければいいだろう。 -
顔についての研究がきれいにまとめられている良本。顔関連の研究に携わっている人は必読。
一般の方にもわかりやすいように書かれているが、内容はかなり専門的。 -
新しい顔研究の本。この本の冒頭でも「顔と心」がプッシュされております。最前線と銘打ってあるだけあって、アプローチが若干医学寄りになっており、大脳生理学や神経生理学などの最新技術を用いた研究が多数紹介されてます。ただ、私は「顔と心」で紹介されているような古典的なものが好みかな…。