記憶の生涯発達心理学

制作 : 太田 信夫  多鹿 秀継 

• 北大路書房 (2008年1月1日発売)

作品紹介・あらすじ

記憶の生涯発達をテーマにした本邦初の専門書。乳幼児，児童，青年・成人，高齢者の各発達段階の特徴を念頭に，短期記憶・ワーキングメモリ，エピソード記憶・意味記憶，符号化・検索，メタ記憶，潜在記憶，日常記憶という幅広い領域について，それぞれ第一線の執筆者が最新の研究動向を詳説，今後の展望を示唆する。

感想・レビュー・書評

[グッちょんさんの感想 · 2010年6月22日]

登録から約１年半・・・。時間かかりました。
放置している時期もありました。
読み飛ばした場所もありました。
読んでも理解できない箇所もありました。

それでも，なんとか読み終えた。

これは，辞典的に使う方が良いかもしれない。記憶の生涯発達をまとめた書籍は，あまり見あたらないので，その点では役に立つこともあるかもしれない。

[さくらさんの感想 · 2008年4月26日]

実は、記憶には一般的に知られえている記憶の種類の他にも、たくさんの種類の記憶がある。その分類をさらに年齢順に整理するという、記憶関連の本にはこれまでになかった切り口がとても新鮮な一冊。記憶について専門的に研究している人なら、この書籍はかなり有用な本だし、全ての流れを頭に入れるべき。
単に記憶について知りたい人が読むには、ちょっと専門すぎる気もする。でも、つまらない記憶の本を読むよりは、価値のあるこの本を一冊読む方が断然良い。