動機づけと認知コントロール: 報酬・感情・生涯発達の視点から (認知心理学のフロンティア)

制作 : T.S.ブレイバー  Todd S. Braver 
  • 北大路書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784762830181

作品紹介・あらすじ

動機づけと認知の相互依存性に関心をもつ研究者必携のハンドブック。
心理学と神経科学の融合分野の現在を一望する。

動機づけが認知を,あるいは,認知が動機づけを支えるメカニズムは,どのようになっているのだろうか? また,その際の相互作用は? 注意,学習,記憶という認知プロセスと感情を含む動機づけのプロセスとの関係について最新の研究状況を俯瞰し,認知心理学と神経科学との融合分野として,今後の研究のあり方も含め解説する。

◆主な目次

第1章 動機づけと認知コントロール:序論

●第I部 認知処理と目標指向的行動に及ぼす報酬の影響
第2章 視覚情報処理における動機づけの役割
第3章 注意に対する報酬の影響:動機づけを超えて
第4章 刺激と報酬の連合についての試行内効果
第5章 認知コントロールへの動機づけの影響:報酬処理の役割
第6章 認知コントロールに及ぼす報酬の効果の構造解析
第7章 目標指向的行動の観念運動メカニズム

●第II部 認知的自己調整の感情の源泉と動機づけの源泉
第8章 目標は行動をどのようにコントロールするのか:行為-結果と報酬情報の役割
第9章 感情,動機づけ,認知範囲
第10章 嫌悪信号としての葛藤:感情調整役割におけるコントロール適応の動機づけ
第11章 活力と疲労:感情の多様性はいかにして効果的な自己コントロールの基盤になるか
第12章 努力を要するコントロールにおける老廃物処理問題

●第III部 認知的動機づけにおける年齢に関連した変化
第13章 十代の脳:誘惑抵抗における「発育停止」
第14章 適応的な神経認知的表象の生涯発達:認知と動機づけの互恵的相互作用
第15章 健常加齢における動機づけ-学習の3要因理論に向けて
第16章 認知的関与,動機づけ,および行動におけるコストの加齢変化の関係
第17章 動機づけの加齢変化:成人期と高齢期にわたる動機づけの加齢変化は情動経験に影響するのか

著者プロフィール

T.S.ブレイバー(Todd S. Braver)

「2018年 『動機づけと認知コントロール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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