手作りの悲嘆: 死別について語るとき〈私たち〉が語ること

  • 北大路書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784762830679

作品紹介・あらすじ

大切な人を亡くしたとき,
遺族は故人への自らの「とらわれ」を断たねばならないのか?
なぜ故人はしばしば置き去りにされるのか?

死があたり一面に散乱させた瓦礫の山にも,多くの人々が「大切な一瞬」を見つけることができる。痛みと喪失の瞬間に「美の瞬間」を見出すことができる。悲嘆の痛みをやり過ごす最も良い方法は,「既製のモデル」に従うことではなく,その人自身の反応を「手作り」することにある,というのが本書の信念である。社会構成主義とナラティヴ・セラピーの視点から,死の臨床における「治療的会話」の新たな枠組みを示す。

【主な目次】
第1章 悲嘆に美しさを求める
第2章 現実の勝利
第3章 リ・メンバリング
第4章 遺族になる
第5章 暗黙の意味を救う
第6章 死の政治学
第7章 伸びる時間
第8章 もろさを喜んで引き受ける――ダモクレスの贈り物
第9章 希望をもう一度

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

■ ロレイン・へツキ(Lorraine Hedtke)
米国カリフォルニア州San Bernardinoにあるカリフォルニア州立大学カウンセリング学科教授。Vancouver School of Narrative Therapyのスタッフであり,Taos Instituteのメンバーでもある。米国及び諸外国にて死と死別についての教育に従事している。邦訳にはジョンとの共著『人生のリ・メンバリング』(金剛出版,2005)がある。

「2019年 『手作りの悲嘆』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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