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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784762831331

作品紹介・あらすじ

人工知能の発展は教育にどのような影響をもたらすのか。第1部では生徒が「何を」学ぶべきかという視点から,「コア概念」の重要性を提案。第2部では「どのように」教えるのかという視点で教育AIの多様な活用例を紹介し,今後の可能性や倫理的問題も詳しく論じる。新学習指導要領がめざす方向性を理解するのにも最適。

【本書の主な目次】
●第1部 生徒は何を学ぶべきか?:AIがカリキュラムに与える影響
1 教育の目的
2 基礎となる知識:生徒は何を学ぶ必要があるか?
3 コア概念の概要
4 必須のコンテンツの概要
5 意味づけとAIアルゴリズムの影響
6 コア概念
7 必須のコンテンツ
8 どのコンテンツを追加すべきか
9 どのコンテンツを削除すべきか
10 実際上の考慮事項
11 結論
●第2部 どのように?:指導と学習にAIがもたらす期待と影響
1 教育におけるAI
2 AIの背景
3 AIの技術と用語
4 AIは教育でどのように機能するか
― 教育におけるAIの活用 ―
5 知的学習支援システム
6 対話型学習支援システム
7 探索型学習環境
8 自動ライティング評価
9 他にどのようなAIEDがあるのか?
10 他にできることは何か?
11 教育におけるAI:暫定的なまとめ

感想・レビュー・書評

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  • 「AI時代に”何を””どのように”学ぶか?」について書いた本。

    洋書だからか、ちょっと小難しく書いてある。
    (ささーっと速読したからか)個人的にしっくりこなかったのが、
    前半の「これからの時代、”何を”学ぶのか?」については、
    (表現が分かりにくいけど)まぁそうだよね…となったものの、
    後半の”どのように"学ぶのか?については、
    現在のAIを使った手段がたくさん紹介されている。
    使ったことがない人間には今一つイメージがし辛いのと、
    そもそも今の手段って、今の”何を”学ぶのか?を元に作られていることも多い中、
    ここで紹介されてもなぁ…という印象。
    (自分の読み方が正しくないのかもしれないけれど。)

    一点、面白いと感じたのは、オリジナルの洋書をAIを使って、日本語訳にして、
    それを訳者が微調整して、この本を作っているそう。
    取り組みとしては面白いと感じた。

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50223876

    人工知能の発展は教育にどのような影響をもたらすのか?第1部では生徒が「何を」学ぶべきかという視点から「コア概念」の重要性を提案。第2部では「どのように」教えるのかという視点で教育AIの多様な活用例を紹介し,今後の可能性や倫理的問題も詳しく論じる。新学習指導要領がめざす方向性を理解するのにも最適。
    (生命融合科学分野 大塚正人先生推薦)

  • https://cool.obirin.ac.jp/opac/volume/875882

    千駄ヶ谷にもあります

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著者プロフィール

ウェイン・ホルムス(Wayne Holmes)は,オープン大学教育工学研究所(イギリス)の「学習科学とイノベーション」プログラムの助教である。また,サンパウロ大学とアラゴアス連邦大学(ブラジル)の客員准教授,北京師範大学未来教育先端イノベーションセンター(中国)の客員研究員,人工知能のための議員連盟・教育タスクフォース(イギリス)のメンバー,そしてCCR のコンサルタント研究員を務めている。ウェインは,オックスフォード大学の「学習とテクノロジー」プログラムの博士号,教育学(オックスフォード大学)と哲学の修士号を取得している。また,教育における人工知能に関する2 つの報告書「知能の解放:教育と人工知能に関する議論」(Intelligence Unleashed:An Argument for Artificial Intelligence in Education) と「テクノロジーが強化したパーソナライズ学習:証拠をひもとく」(Technology-EnhancedPersonalised Learning: Untangling the Evidence)の共著者でもあり,2018 年のAIED 国際会議において,初のAIED の倫理に関するワークショップ「AIEDの倫理:気にするのは誰か」(Ethics in AIED:Who Cares)を率いた人物でもある。

「2020年 『教育AIが変える21世紀の学び』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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