蒼蝿

著者 :
  • 求龍堂
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本棚登録 : 17
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763014337

作品紹介・あらすじ

一九七六年から読み継がれる、仙人の精神が宿る「言行録」。土門拳撮影"ある日の熊谷守一"掲載。増補版では、加筆訂正を施した熊谷榧「もの語り年譜」収録、家族、日常写真20点掲載。

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著者プロフィール

1880年岐阜県に生まれる。裕福ながら複雑な家庭に育ち、のち家の没落にあう。東京美術学校西洋画科選科を首席で卒業。同級生に青木繁がいた。実母の死を契機に30代の6年間を郷里で暮らし、山奥で伐採した木を川流しで搬送する日傭(ヒヨウ)の仕事を体験する。1938年頃より、輪郭線と平面による独特な表現に移行し、近代日本洋画に超然たる画風を築く。自然に近い暮らしぶりとその風貌から「仙人」と呼ばれ、生き様、作品、書などが多くの文化人を魅了する。87歳のとき文化勲章の内定を辞退。俗世の価値観を超越した自由な精神で、ただ自由に自分の時間を楽しむことだけを願った生涯だった。1977年、97歳で亡くなる。自宅跡は豊島区立熊谷守一美術館となる。2015年9月、郷里の岐阜県中津川市付知町に熊谷守一つけち記念館が開館。

「2022年 『熊谷守一カレンダー2023年版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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