「先延ばし」にしない技術

  • サンマーク出版 (2012年1月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784763131850

感想・レビュー・書評

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  •  著者は韓国の心理学者。心理学の成果をふんだんに盛り込んで、やるべきことを先延ばしにしないためのノウハウを幅広く綴っている。

     前に読んだ『ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか』(ピアーズ・スティール)の類書だが、あの本が先延ばしの克服に的を絞っていたのに対し、本書はもっと幅広い自己啓発書になっている。

     この手の本を何冊も読んでいるのは、私自身が(原稿の)先延ばし癖克服に苦慮しているからである。

     ピアーズ・スティールは先延ばしの研究をライフワークとしてきた心理学者だから、学術的な深みに関しては『ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか』の圧勝だ。
     ただ、実際に読者の背中を押してくれる効果については、本書のほうが上であるような気がする。

     過去の偉人たちがどのようにして先延ばしを排してきたかの実例が豊富に紹介され、読み物としても面白いし、昔の『西国立志編』(『自助論』)の現代版という趣もある。

     もちろん「原稿の先延ばし」だけを扱っているわけではなく、もっと普遍的な内容だが、私にとっては原稿先延ばし癖の克服に役立つ(役立てたい)本であった。

  • やるべきことが見つかったらすぐやりなさい。そのフレーズで単純に先送りしない。

  • やるべきことを先延ばしにしがちで、出来ない言い訳を後付けですることが本当に多いな、と思う今日この頃。そんな自分を問いただす意味を込めて読んでみた。

    <全体>
    実行力は「生まれつきの資質」ではなく、学んで練習すれば誰でも開発出来る「技術」だ、と説く。本章では、決意・実行・維持の3段階に分けて解説しており、それぞれの段階で実行力を高める為の具体的な技術を提案してくれている。
    個人的には、非常に思い当たる節が多かった。出来ることから「実行する」ことに注力したいと思う。

    <印象に残った部分>
    ・組織であれ人であれ、実行力こそが真の競争力
    ・行動に移さないアイディアはゴミだ
    ・言い訳する暇があったらプランBを考えろ
    ・人は、スタートをキリの良い未来に設定すると、何故か出来る気がするが、実際に出来ることは、ほんとど無い。やるべきベストなタイミングはいつだって「Now&Here」
    ・Think big!Act small!
    ・締切デッドラインだけでなく、開始デッドラインを設けよ。
    ・実際にやってみたのか?
    ・全てが実験だと思え。人生が180度変わる。
    ・助けを求めるのは世の中に「実行したい!」というシグナルを送るのと同じ。
    ・人は、本当に大切な仕事から逃げるために、重要でない仕事を作って一生懸命にやることがあることを知れ。
    ・自分が見ないふりをしている「大切な仕事」は何かを問いかけろ。
    ・気の進まない仕事を断れないと、頼みごとをした人に無意識に腹を立てることになり、結果関係が悪化する。また、振り回されているという被害妄想から、自信を喪失しうつ気分に陥りやすくなる。
    ・効率と効果の違いを認識せよ。
    ・世の中のすべての変化には臨界点があるという事実を知れ。
    ・STAR。Stop、Think、Action、Review

  • 今やる

  • 著者は韓国の心理学者。端的に言うと、あれこれ考える前にとにかく小さくても良いのでまず実行せよ、そうすれば慣性力でそれ以降も進む。というところか。すごく良かった。

  • 個人的には少し読みにくかったが、ためになる箇所もあった。

  • 公開宣言、なるべく色んな形で繰り返す
    変化しないのは、変えようと思うほど切実で無いから
    変化出来る人は、将来の苦痛を前倒しして自分を追い詰める
    自己動機化能力
    派生効果
    ミケランジェロ動機
     誰もみてなくて、絵の隅々まで手を抜かない
     この動機が働く仕事はなんだろう?

    経験を実験と呼びかえる
     仮説をもって日常をすごし、失敗を次の成功へのチャンスと捉える

    ウォーミングアップを減らす

    事前措置戦略
    囲い込み技法
    退路をたつ、やらざるをえなくする

    人は他人に親切をすると満足感を覚えるので、わざと頼み事をしてみる

  • 意志力を高めて目標を実現するために実行に移すことを励ましてくれる本だと思って読み始めたが、それ以上の内容だった。
    ほとんどどのトピックでも、パラダイムシフトを起こしうるほど貴重なアドバイスが載っている。今まで願いながら克服・改善できなかった問題の真の原因がどこにあるのかについて啓発を得た。
    知っていた名言などもいくつかあったが、その本当の意味も、そこから学べる教訓も知らなかったと思い知らされた。例えば「やらなくてもよいことを効率的にやるほど意味のないことはない」。この言葉は「やらなくてよいことを効率化するために時間やエネルギーを浪費しないで、すっぱりとやめるべきだ」と解釈していた。ところが著者は「効果と効率は違う。効果の低い仕事をやめて効果的な仕事をやりなさい」と説く。
    著者は心理学者なので、心理学では「こういう現象を○○という」といった説明が随所に現れる。また、名言・格言もたくさん出てくる。個人的にはこういう知識も求めているので非常に興味深く読めた。

  • 少し前に書かれたものだが、けっこう参考になる内容が多かった。こうした啓発ものはときどき手にするが、韓国の著者によるものは初めてで、少しアジアっぽいエッセンス(中国の古典や韓国の著名人に由来するものなど)のくだりもあって、割と新鮮に読めた。

    一番印象に残ったのは、「人は“自分はこういう人間だ”というイメージ通りに行動する欲求がある」というもの。それゆえ、否定的に自分をイメージをしている人(例えば「自分は飽きっぽい性格だ」とか「自分は勉強が苦手な人間だ」といったような)は、そのイメージにしばられ、なかなか成長しない。なるほどねぇ、多少盛ってでもいいから、自分のキャラ像は理想を交えて高めに設定した方がいいんですね、と参考になり、早速実践してみたりしている。

  • イメージすれば叶う、のではない。
    イメージが、希望、なぐさめ、勇気を与えてくれるから。自分だけのプロセスが見つかる。スタートと持続するモチベーションが必要。

    目標から逆算して現在の行動を選択する習慣が目標達成に導く。

    プランb、プランcを考えておく。他人や外部環境のせいにしない。
    偉大なリーダーはみんな怖がり。だからプランbが必要な理由。

    公開宣言効果=自分の言葉を守ろうとする。
    禁煙の村と知られるとタバコを吸えないくなる。繰り返し公開する。

    人間は頑固な動物であると認識する。外部から苦痛を受ける前に行動を変える。

    「もたもたしているうちにこうなると思ってた」バーナードショーの墓石に刻んである言葉。

    もっとも実践に適した日は今日。いま。

    早起きするには、ただパッとお起きる、だけ。映画俳優のアクション、と同じ。

    意欲がわかないのは、始めないから。まず始めてみる。
    開始のデッドラインを設ける。その前にまず始める。
    もしあと5分しか生きられないとしたら=どドストエフスキー。

    人生は実験の連続だ。何事も経験ではなく実験と考える。あれこれ実験する。実験は失敗が当然、創造性が高まる。テレビや新聞を見ない、など普段と違う生活を実験してみる。

    する親切よりされる親切。親切にされるよう誘導する=フランクリンがライバルから本を借りた話。

    「お母さんが見ている」「神様が見ている」誰かに見られていると意識すると行動が変わる。
    他人の目があったほうが行動できる=自分の行動を記録したほうが行動できる=日記、記録の効用。

    意志の力で決心を実行しない。洋服を預けたビクトルユゴーのように自分を縛る仕組みを作る。
    お金が余ったら貯金しよう、はできないのと同じように時間が余ったら勉強しよう、はできない。
    セイレンの歌に打ち勝ったオデュッセウス。

    今日の15分の行動が10年後の自分をつくる。目の前のことで10年後の自分を隠さない。自分の北極星を持つ。
    ウサギと亀。亀は目標を失わなかった。

    昨日と1%だけ違うことを実行しよう。実行は目標を成果に導く結び目。

  • No Library
    Requested

  • no action,no change.
    全ての答えは実行力。
    当然のことだが、改めて文字にすると納得する。
    本書は実行力は資質でなく、学び学習すれば誰でも開発出来る技術としている。
    実行力=決心→実行→維持
    実行力こそが真の競争力。

    どこに向かっているか知らなければ、私たちは、全く違う場所に到着してしまうだろう。
    ロバート・W・オルソン

    成功へのコツは他人のよい習慣を真似ること。
    1.実現したい夢を1つ探して、その夢を実現した姿を具体的にイメージする。
    2.その夢を実現するための大まかなロードマップを想像しながら、目標達成の道筋をかく。
    3.その夢を実現する為に今すぐ出来ることは何か1つ探す。

    行動しない人の考えはゴミと同じ。

    ある問題を正確に説明することは、その答えを求めることよりもずっと重要だ。
    アルベルト・アインシュタイン

    まずは問題を正確に把握すること。
    問題をしっかり把握するためには、適切な問いを投げかけることが必要。
    問いが間違っていれば、求める答えは決して得られない。

    問題解決の為のステップ
    1.問題を認識する
    2.問題を把握する
    3.解決策を探る
    4.計画し、実行に移す
    5.結果を検討する

    成功する人たちは未来から逆算して現在の行動を決める 神田昌典

    一生懸命やれば夢はかなう。は間違い。
    成功する為には、未来から逆算して、現在の行動を選択する習慣を持ちさえすればよい。
    これは些細なことでも逆算して計画を立てる習慣を身につける。

    予想される突発事態への対応策、プランBを立てる。

    自分の意見を公開すればするほど、それを変更することが次第に難しくなる。
    カート・モーテンセン

    人はやりたいことを出来ない理由を数千通りも探すが、出来る理由は一つだけあればいい。
    W・R・ホイットニー

    少数の成功者は、行動を変える。自分を切迫した状況に追い詰める。
    投げた石ばかり見るな。水面に広がるはもんを見よ。
    つまり、あることが起こると、それにより大小様々な影響が広がる。その派生効果をよく見る。

    実行する。
    あらゆる偉大な成功は行動から生まれ、実行しなければ何も変わらない。

    決断するのに時間がかかる人を責めてはならない。本当に非難されるべきは、決断を下してからも実行に移すのに時間がかかる人だ。 塩野七生

    メールのレスポンスを早くする。どうせしなければならないことは、すぐ行う。
    異論もあるだろうが、先延ばしは良くない。ということ。

    人生で最も破壊的な単語は後で。最も建設的な単語は今。
    後悔するのに早過ぎるということはなく、スタートするのに遅過ぎるということはない。

    あらゆる偉大なことは最初の一歩から始まる。
    ピーター・センゲ

    小さい単位に分ければ何でも簡単になる。

    目標は大きく持っても、小さな単位から始めよう。それが成功したら、次の単位に移ろう。
    ヘンリー・フォード

    大きく考え、小さく始める。

    実行力に優れた人の心の中には、2つの締め切りがある。終了デッドラインと開始デッドライン。
    締め切りをコントロールする者が仕事を制す。
    締め切りをはっきり定義する。
    重要な事柄は締め切りを公開する。

    才能がないと言う人の多くは、そもそも挑戦してみたことがないのだ。
    アンドリュー・マシューズ

    エジソンにとって失敗とは、仮説が間違っていたのいう事実を教えてくれ、
    新しい仮説が必要だということを悟らせてくれるもう一つの成功体験である。
    また彼は他人が経験と言うところを実験と考えた。
    実験精神を持って毎日を生きる。

    助けられ上手になればいい。知らない。ということは案外人を喜ばせるらしい。
    ただ何でも助けを求めればよいというわけではなく、その態度も、大切である。

    自分の活動を記録する人はそうでない人より目標を達成する確率が高い。
    更にその記録を公開する。つまり人の目を意識させるとプラスの効果が得られるようだ。

    価値の低い仕事をいくら一所懸命やっても無意味。無意識に目を背けている高いレベルの嫌な仕事がないか確認する。
    つまらない仕事は連鎖する。

    もっと大きなことをしたければ、自分自身を大きくイメージしなくてはならない。
    自己イメージが変われば、一つ一つの行動が変わる。

    ディナーに招待されても言い訳をしないで断れる人は、真の自由だ。
    ジュール・ルナール

    私は成功のコツを知らないが、失敗のコツは知っている。
    それは全ての人を喜ばせようと努力することだ。
    コメディアンのビル・コスビー

    気の進まない依頼を効果的に断る方法
    1.短くはっきり断る。
    2.余韻を残さない。
     考えておきます。とは言わない。
    3.断っても、罪の意識を必要以上に持たない。
     自分を時間の無駄使いから守る最も効果的な方法はNOということ。
     時間管理の専門家 マクダグル

    罪の意識を持たずにNOと言える権利
    1.自分の行動を主体的に決め、責任を負う権利
    2.自分の判断に対して、説明や言い訳をしない権利
    3.誰かに手を貸すかどうかを自分で判断する権利
    4.考えが変わったら、いつでも約束を取り消す権利
    5.常に完璧である必要はなく、たまに失敗する権利
    6.知らないことを知らないと言う権利
    7.相手から受けた好意とは関係なく行動する権利
    8.非合理的または即興的に決定する権利
    9.暇であっても忙しいと言う権利
    10.嫌なことはきっぱりと関心がないと言う権利

    やらなくてよいらことを効率的にやるほど意味のないことはない。
    ピーター・ドラッカー

    効果的な仕事を見極める為の問い
    1.自分は今どんな仕事をしているのか。
    2.自分がしている仕事は成果や寄与度にどれほど直結しているか。
    3.自分がしていることで、成果に結びつかない、あるいは妨げになるものは何か。その代わりに今後もっと力を注ぐべきものは何か。

    やってみようとしないこと以上によくないのは、うやむやにしてやめてしまうことだ。
    永守重信

    目標から目をそらさない。
    周りに自分の目標から目をそらさないような物を置いたり、言葉を書いておいたり、人を置く。

    あなたが誰と交際しているかを教えてくれれば、あなたがどんな人間かを言い当てよう。
    ゲーテ

    失敗するたびに、目標に向けて一歩ずつ進んでいる。
    人は決して失敗しない。ただ途中でやめているだけだ。
    遅れることを恐れずに、途中でやめることを恐れよ。
    中国のことわざ

    人生は失敗した時に終わるのではなく、諦めた時に終わる。
    リチャード・ニクソン

    成功には臨界点がある。

    人は誰かに教える時に最も多くのことを教わる。

    小さなことを一つ選びわ今日すぐ実行する。
    毎日一つだけ実行する。
    今でなければいつ?ここでなければどこ?という気持ちが大切。
    いつやるの。今でしょ。の精神が大切。
    全ての変化は小さな実践を繰り返す人に起こる。
    No action,no change!

  • 1800808 買われないのは望んでないからだ。切実な理由が必要。現状が切迫しておいらず、切実に望むこおもないこと状態では、変化に成功することができない。切羽つまっているひとが成績の上がひと。
    180807 小さい目標からコツコツやっていくのが大事。
    逆算で考える。大切なことはなにかを優先度を決める。

  • 目標に向かって進むときには周りの目をつかい、仕事おいて最も効果的なことを行うべき。
    常になぜ?なにを?を問い続けることが大切。
    そうすれば、目標を目指す理由も明確になる。

  • 大したことは書いてない

  • 表紙のタイトルを見ているだけで、先延ばしにしていることを片付けよう!って思える本です。もちろん中身も、読めば読むほど、ズルズルと先延ばしにしていることを思い出してきて、動きたくなります。

  • 56歳のおじさんにとっては、遅いのかなあと思ってしまいますが、いい本です。20代に出会いたかったですね。正直に言いますと。

  • ゴールよりもプロセスのほうがはるかに大事。逆算スケジューリング。突発的状況に備えるためにプランBも考えておく。公開宣言する。それを実行すべきただひとつの切実な理由はなにか。やらなかったときのマイナスの派生効果、やったときのプラスの派生効果を考える。いまやる。小さい単位にわけた簡単なことからすぐやる。開始デットライン、自分なりの終了デットラインを作る。人生とは実験の連続だ。気持ちよく助けてもらう。する親切よりも、される親切。観察・記録で自分をコントロールする。誰かに見られていると行動が変わる。ウォーミングアップではなく重要な仕事に時間をかける。人は自分が思い描いている通りの人間になる。目標から常に目をそらさない。その為に自分が活用できる方法を考えて実行する。環境など、背水の陣効果を利用する。あきらめずに努力すれば必ず目標に到達できる『臨界点』がある。そのわずかな一歩で決まる。人は決して失敗しない、ただあきらめてやめただけ。平均の法則。例えば10人に一人契約が取れる場合(10万円以上)、断られてもひとりあたり1万の価値があると考えると、失敗ではなく目標に近づいていると考えられる。教えるとよりよく学べる。自分が直したいことを教えてみる。教えたかったら、教えさせる。
    毎日1%だけ、昨日と違うことを実行しよう。

  • あれもこれもと手を出して、なかなか物事がすすまないなぁ、と考えている人向け!

    【コミットメントを表明する】
    ・Aグループには自分が取りたい目標の点数を他の学生に公開させた。Bグループには目標の点数を心の中でだけ考えさせた。Cグループには目標の点数について何も指示しなかった。結果、決心を後悔したグループが他の集団よりも明らかに高い点数を取った。
    →ひそかな決心は、決心しないことと同じなのだ。

    ・決心を公開すると…
    ①あきらめたくなったときに、自分の決心を知っている友人や家族から援助を受けられる
    ②その結果、支援を求められる誰かがそばにいると信じられることも大きい
    ある人に坂を登らせ、その坂の高さを推測させる実験を行ったところ、友人と共に登った人は1人で登った人に比べて15%も坂の高さを低く推測した。
    →決心は他人と共有すると、見守り、応援してもらえる環境ができ、目標達成しやすい。

    【重要なのは、「決心」<「実行」】
    「試験勉強の7段階」
    家に帰ったらやろう→晩御飯を食べたらやろう→おなかがいっぱいだから、少し休んだらやろう→このテレビ番組を見終わったらやろう→徹夜して頑張ろう→明日の朝、早起きしてやろう→ええい、こんちくしょう(T_T)
    いまはまだそのときでない、という人がいる。そんな人は、新年になったら、誕生日から始めると誓う。が、新たなスタートのための完ぺきなタイミングはなく、「そのとき」なんて永遠にやってこない。
    →もっとも実践に適した日は「今日」であり、もっとも実行に適した時間は「今」である。

    キーワード:対外的コミットメントは目標達成への近道!

  • もぉぉぉ何年も積読になっていた本(笑)
    なんで買ったのかも思い出せないでいたけど、読む時ってのはやって来るのね(笑)

    付箋のところをご紹介

    ・99%の平凡な人たちも、数千通りの優れたアイデアを持っている。ところが、彼らは実行しない。
     一方、1%の特別な人たちは違う。彼らはアイデアを必ず行動に移す(p2)

    ・「成果=力量×実行力」(p2)

    ・望むものを手に入れたければ、すでに持っている人たちの習慣を研究して、それをまねるのが
     いちばんの方法なのだ(p30)

    ・行動しない人の考えは、ゴミと同じだということです(p34)

    ・人は言葉や文章で自分の考えを公開すると、その考えを最後まで守ろうとする傾向がある(p69)

    ・決心をゆるがせたいなら、もっともよい方法がある。誰にも知らせずに、秘密にしておくことだ。
     だが、決心したことを実行したいなら、広く知らせよう(p75)

    ・何かを成し遂げたければ、漠然と「やってみよう」という考えでは駄目だ。「なぜ、やらなくてはならないか」
     その切実な理由を探さなくてはならない(p80)

    ・スピーディーに反応すれば、どんな状況でも他人の好感と信頼を得ることができる。なぜなら、人は相手が
     スピーディーに反応してくれるとき、自分が尊重されていると感じ、相手を信頼できる人だと判断するからだ(p93)

    ・もっとも実践に適した日は「今日」であり、もっとも実行に適した時間は「今」である(p95)

    ・決心をただちに行動に移す姿勢、行動志向性だ(p96)

    ・もっともよいアイデアは、常に作業をする過程で出てくる(p99)

    ・将来、何かになりたければ、必ずいま何かをしなくてはならない(p100)

    ・少数の成功者たちは違う。彼らはいくら難しいことでも、その中から簡単にできる小さなことを探し出す(p105)

    ・実際は、意欲がなくて始められないのではなく、始めないから意欲がわかないのだ(p108)

    ・すべての変化は、自然と動く自己推進力を持っており、ごく小さな変化が次の変化を呼ぶ(p111)

    ・やりもせずに最初から駄目だろうと決めつけてはならない。不可能だと思ったら、あなたの頭はできない理由ばかりを
     考えるようになる。(p135)

    ・他人の助けなくして、どんな人でも豊かな人生を送ることはできない。望むものを手に入れられなかったとすれば
     それは他人の助けをうまく得られなかったという意味だ。また、他人を助けを得られなかったのは、助けをうまく
     求められなかったという意味だ(p145)

    ・どんなことでも自分を観察対象にすれば、その活動をより意識的に自覚し、もっと頑張ろうと努力するようになる(p159)

    ・「わたしはこんな人間だ」と自らを規定すれば、本当にそんな人間のように行動する。
     そうして結果的にそんな人間になる(p180)

    ・どんな人でも、イメージする以上に高い場所に登ることはできない。イメージほど成功の障害物になるものはない。
     同時に、イメージほど可能性を高めてくれるものもない(p187)

    ・常に効率より効果を優先して考える(p215)

    ・重要でないことに大切なエネルギーを注ぐのはやめよう。意味のないことに利用価値の高い時間を使うほど
     愚かなことはない(p217)

    ・望むものがあれば、そこから目をそらしてはならない(p225)

    ・ある分野で頭角を現した人たちには。共通点がある。目標がはっきりしていて、寝ても覚めてもその目標から
     目をそらさないという点だ(p227)

    ・あきらめずに努力を続ければ、必ずいつかは相手の態度が変わる瞬間、つまり臨界点に到達するときが来ると
     考えるのだ(p239)

    ・チャレンジし続ければ「この状態」から「あの状態」に突然変わる瞬間、すなわち臨界点がやってくる(p242)

    ・人は教えながら学ぶ。慰めながら慰められ、助けながら助けられる(p253)

    ・実行力は目標を目に見える成果へと導く結び目であり、自分の運命はあなたが実行するかどうかに関わっている(p261)

    ・NoAction NoChange!
     

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著者プロフィール

心理学博士、臨床心理専門家。
檀國大学校特殊教育学科を卒業し、ソウル大学校大学院心理学科で臨床心理学の修士・博士の学位を取得。ソウル大学校学生生活研究所にカウンセラーとして勤めた後、朝鮮大学校医科大学精神科教授を経て、現在亜洲大学校心理学科教授として研究を続けている。
2001年には第1回亜洲大学校講義優秀教授賞を受賞。
「幸せな人生を手に入れるためには1%だけ変えればいい」という哲学を主張して数多くの人に影響を与え、「1%行動心理学者」と呼ばれている。これまでの著書に、韓国で100万部売れたベストセラー『好かれる人は1%が違う』(東洋経済新報社)をはじめ、『1%だけ変えても人生が変わる』『肯定の心理学』(ともに未邦訳)などがある。

「2021年 『「後回し」にしない技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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