からだじゅうの首をゆるめると内臓が若返る

著者 :
  • サンマーク出版
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763135568

感想・レビュー・書評

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  • [江東区図書館]

    てっきり血流やリンパなどの流れをよくするために、各所細くなっているつなぎ目を要所としてマッサージし、その流れをよくしましょう、という本かと思ったけれど、多少その趣旨は違っていた。

    伝説のセラピストと銘打ち、昔は海外で取得した技術と資格で、豪華客船スパのセラピストとして勤務していた作者は、全ての体の問題は、腸(内臓)の不調によって起こされると提起。そこをかばうために体が歪んだ(縮こませた)り、緊張による筋肉の硬化などによって各所不具合が起こるが、その問題となるところ自身は炎症を起こしているしいきなり原因点をマッサージすると場合によっては毒ともなるので、なるべく末端や周囲からほぐしていく(P.48)、というもの。

    ただ具体的な見極め(P.70 力を抜いて仰向けに寝た時、床と膝の間の隙間が無ければ健康、3cm以上あれば腸が硬くなっていて腹筋から太ももまでの筋肉が引き上げられている状態)や、ゆるめかたの具体的な処方(冊子中央部の赤いページ帯。P.82-P.108)にまとめられている。

    ・手首
    手首の骨より少し手のひら側を強く握り、肘方向に押し上げてあげる。
    ・足首
    足指開きパッドを最低20分/日はめる。そのままゴルフボールなどを足裏で転がすのも良し。
    ・乳首
    アンダーバストをしばらく圧迫したあと、それぞれを乳輪ごと、体の外側に、ダイヤルを回すようにねじる。
    ・首
    両手の指を首の後ろで組み、肘を締めるように動かしてそのまま首を圧迫する。
    ・腰(首)
    腸骨稜に親指を前からひっかける形で手のひらを体の後ろ側に添え、肘を前後に動かし、親指で腸骨を圧迫する。

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