- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763136367
感想・レビュー・書評
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カリスマヘッドハンターが教える のぼりつめる男課長どまりの男
2017/10/6 著:森本千賀子
のぼりつめていく人、圧倒的に仕事ができる人というのは、次の2つを必ず持っている。
①仕事のセンスがいい ②人として、気持ちがいい
本書は、そのなんだかよくわからない仕事のセンスまたなんだか、感じがいい人とやらを解明していく本である。
構成は以下の3章から成る。
①のぼりつめる男は、ねらいをもって効率化する
②のぼりつめる男は、ちょうどいい気配りができる
③のぼりつめる男は、こうして相手の心をつかむ
何をみても出来る人とそうでない人の差というには大きな違いはないのかもしれない。少しの差がいくつも重なって大きくなっているように見える。そしてその些細な事も積みあがっていき習慣にしていくことによってその差はどんどんと広がっていく。
本書に書いていることは100%正解ではないかもしれないが間違いでないことは明白である。
学ぶできことは多い。その一つをとっても頷けることも多い。多くのケースに取り入れるよりはその背景になる人の気持ちと次への影響をしっかり見据えて理解することで応用は十分にきくと思われる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あまり有益な知識のインプットにはならなかった。
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仕事が出来る人=「仕事のセンスがいい」「人として、気持ちがいい」になる為の本
・すべてにおいて「初動が早い」
・「誰に聞くか?」で「解決の最短経路」を取る
・「無になる時間」を意識的に作る
・「待たない」「知らんぷり」しない
・「変化にちゃんと気づく」
・3度お礼する:①その場、②進捗、③結果
・上司はお先に失礼する
・社内スタッフに手土産
・「笑顔」がデフォルト
・苦手な人にこそねばる -
おーなんじゃこの中身のない本は。こんな本出す方が逆レピュテーションなんでは?
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転職エージェントとして一般誌のコラムも書く森本千賀子女史の一冊。仕事における一挙手一投足が対比で描かれており分かりやすい。また、冒頭の課長の約半分が部長にはなれない(100名〜1000名未満において)はデータ提示は中々刺激的。以下めも。
(1)内線番号表をメモする。組織図からコア事業を見抜き、商談の中で相手の課題やニーズを掴みやすくする。
(2)のみちすることであれば、少しでも早く実行した方が価値が高まる。
(3)上り詰める人は自分をよく見せようとするプライドの代わりに人に気安く教えを請う度量の様なものを感じる。
(4)上り詰める人は周囲を観察し些細な縁も自ら率先して結びに行く。
(5)日常の中で気の利いたプレゼントが出来るのも上り詰める男に見られる特徴です。値段ではなく私たちのために一駅先まで行く手間をかけてくれたんだ。という思いがテンションの高いありがとうございます!に繋がっているのです。
(6)上り詰める男達はお店に行く前に会計の事まで指示をしている。
(7)妻や夫との関係が、そのまま部下や同僚の関係にも反映されている。