Truth

著者 : フローレンス・ナイチンゲール ハーパー保子

制作 : サンマーク出版編集部 

• サンマーク出版 (2019年4月15日発売)

作品紹介・あらすじ

自分自身であることを恐れるな。
ナイチンゲールが残した「本当のあなた」で生きるための言葉。

ナイチンゲールの教え「完全版」！
令和の新時代をむかえた今こそ、心に刻みたい、
ナイチンゲールの大事な教え。
３冊の著書の中から、普遍的なメッセージだけを
選び抜き、１冊にまとめました。

なぜ生きるのか。
どう生きるのか。

自分の人生を、自分が納得してすごすために、
必読の１冊です。

感想・レビュー・書評

[bachbyggさんの感想 · 2024年4月21日]

ナイチンゲールの箴言集。人としての生き方、自己研鑽、仕事への取り組み方、責任者としてのあり方を説く。 彼女の言葉は現代のビジネスにも役に立つと思う。この本を読んでみて、自分にも身に覚えがあること、耳が痛くなるような話がいくつも出てくる。
印象に残った言葉は「行動で示しなさい。私達が知ってると言えるのは、私達ができることだけです。」
できないことを安易に知ってると言ってはいけない。 知識だけでは、知っているということにならない。手軽にネットで検索して、さも知っているかのように振舞う現代人を戒める厳しい言葉だと思う。

著者プロフィール

イギリスの富裕層の令嬢として両親の新婚旅行先のフィレンツェで生まれ、当地の英語読みである「フローレンス」と名づけられる。１８５４年、クリミア戦争のさなか、看護婦として従軍。野戦病院の総責任者として、衛生環境改善、病院内のシステム改革に手腕を発揮した。戦争終結後イギリスに戻り、ナイチンゲール看護学校の設立をはじめ精力的に活動し、近代看護の祖と呼ばれる。また数多くの著作を遺し、看護する者の心得を説いた『看護覚え書き』はいまも看護師のあいだでバイブルとして読み継がれている。

「2019年 『Ｔｒｕｔｈ』 で使われていた紹介文から引用しています。」