科学的に幸せになれる脳磨き

著者 :
  • サンマーク出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763138422

作品紹介・あらすじ

世界最先端の医学脳科学を
研究してきた科学者が見つけた「幸福学」。

脳の使い方を変えると、
「思いがけない力」が発揮されます。
特定の脳の使い方を続けていくことで、脳は磨かれていきます。
その方法を本書では「脳磨き」としてご紹介します。

じつは最新研究から、脳の中でも「島皮質」という部位を鍛え、
脳全体をバランスよく協調的に働かせることが、
その人の人生を豊かに幸せにするとわかってきました。
つまり「脳磨き」とは、この島皮質を鍛え、
脳全体をバランスよく協調的に働かせる「脳の使い方」なのです。

「脳磨き」の具体的な方法は、次の6つです。

◎感謝の気持ちを持つ
◎前向きになる
◎気の合う仲間や家族と過ごす
◎利他の心を持つ
◎マインドフルネス(脳トレ坐禅)をする
◎Awe(オウ)体験をする

どれも簡単にできるものですが、
この「脳磨き」は最新の研究を含む255の論文から導いたエビデンスに基づいています。

著者は、25年以上にわたり、ノースウェスタン大学医学部脳神経科学研究所など、
米国を中心に世界最先端の医学脳科学研究に従事してきた
脳科学者・医学博士です。

著者自身、長年「生きるのがつらい」という状況だったのが、
脳科学の視点から「こういう脳の使い方をすれば、自分や周囲にこういう変化が起きる」
ということを、一つひとつ身をもって探求し、人生を変えてきました。
そして、執筆にあたり、改めて膨大な量の論文を読み込み、体系立てて解説したのが本書です。

「歯磨き」が誰でもできる日々の健康習慣のように、
「脳磨き」で幸せ習慣をはじめましょう。

感想・レビュー・書評

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  • 脳を活性化させるためには、
    1 感謝の気持ちを持つ
    2 前向きになる
    などなど、があるそうです。
    幸せになる脳を作るため、ぜひぜひ読んでみて下さい。

  • 夫を待っている間に本屋でパラパラ読み。
    ほぼ読んでしまったので登録。
    共感と利他の心が大切なんだなと理解。

  • 読んだことのある内容が多かった。「『脳磨き』のポイントは、次の6つです。・感謝の気持ちを持つ・前向きになる・気の合う仲間や家族と過ごす・利他の心を持つ・マインドフルネス(脳トレ座禅)を行う・Awe(オウ)体験をする」

  • 「happy stress」でも同趣旨書かれていることもあり納得感あり。
    島皮質≒非認知能力を鍛えることを「脳を磨く」と表現。
    島皮質は脳全体に広くある。ユーモア、音楽、感情、行動などに関連する計算、学習とは異なる部位。
    脳を磨くには 感謝、前向き、人間関係、マインドフルネス、awe体験(=自然を前に自分の小ささを感じる)。
    感謝は恩恵的感謝も大事だが利己的感情も付帯される普遍的感謝(何かしてもらったことに対する感謝ではなくただいるだけ、あるがままの状態に感謝)はもっと大切。感謝は感情、感謝するという行為ではない。しっかり思いを込めると体の炎症抑える免疫力高まる。
    「前向き」は無理矢理前向きになろうとしてはいけない。今が前向きでないことを強く潜在意識が認識してしまうので逆効果。自然に前向きになる、良い過去思い出したり楽しんだりポジティブな言葉使う。

  • 認知能力より非認知能力の高い方が収入も幸福度も高く、犯罪率も低い。高校中退の認定試験済みの人は少し危ない。
    感謝の気持ちは普段から意識して鍛えないと身につかない。身の回りのものをみて感謝の気持ちを育もう。
    どんな環境下に生まれても温かみのある人間関係さえあれば幸せになれる。地位や名誉、財産は関係ない。
    自然の中で過ごすと広大さを感じて自分の存在をちっぽけに感じることをオウ体験という。
    脳が活性化されてストレスを感じにくい穏やかな状態になる。自分のエゴを小さくし謙虚な気持ちにもなれる。登山の習慣は継続していきたい。
    他者貢献が脳を鍛える為の鍵になるので日常から心がけていきたい。

  • 周りに感謝することで幸せな気持ちが長続きする。
    幸せに生きるためにあらゆるものに感謝しようと思った。

    なんとなく宗教っぽい話だけど、科学的に説明するというところが斬新だなぁと思った。

    ブログでもう少し詳しく感想を書きました。
    https://kon-yorimichi.com/shiawase/

  • 脳磨きのための6つの方法。
    感謝と笑顔を忘れずに前向きに過ごそう!

  • この手の本はかなり読んできたので、新しい発見はあまりなかった。
    脳の島皮質という部分を鍛えると脳全体をバランスよく働かせることができるらしい。そのためには、感謝の気持ちを持つ。前向きになる。気の合う仲間や家族と過ごす。利他の心を持つ。マインドフルネス(脳トレ坐禅)を行う。awe体験をする。
    瞑想の効果がこれほどまで高いのにはびっくり。なかなか習慣化できてないので、これを機にやってみようと思う。

  • 幸せを感じるために必要な脳磨きの方法をまとめた本。全部で6つの方法があり、脳内のエゴという汚れを落として脳の活性が高まると述べられている。

    1.感謝の気持ちを持つ
    2.前向きになる
    3.気の合う仲間や家族と過ごす
    4.利他の心を持つ
    5.マインドフルネスを行う
    6.Awe体験をする

    5.はあまりやった事が無いので分からないが、それ以外のものについては自分の今までの体験から、強く同意できる内容である。次はマインドフルネスの体験も積み重ねて更に幸せな生活を送りたい。

  • 私は仕事のことで慢性的なストレスを抱えています。本を読む元気もない日々が続いていたのですが、図書館で借りたこの本の貸出期限が過ぎてしまったので、一念発起してカフェで読んでみました。
    初めは何も期待せずに読んでいたのですが、この本に書かれている負の状況が自分の今の状況とかなり重なると思い、行動を変えた方がいいなと気付けたのでとても良かったです。

    今の生活は島皮質が発達できないような状況だと思ったので、マインドフルネスしていきたいと思いました。
    非認知能力も学生時代より下がっていると思ったので、そこも普遍的な感謝を忘れずに高めたいと思いました。

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著者プロフィール

脳科学者・医学博士。京都大学卒。京都大学大学院修士課程修了後、米国・ウィスコンシン大学大学院で医学博士号(Ph.D.)取得。旧通産省の主任研究官、米国・ノースウェスタン大学医学部脳神経科学研究所の准教授を歴任。直接的に、世の中のため、人のためになるような研究・活動をしたいと志すようになり、日本に帰国後は、脳科学を活用し、普通の知性の人たちが天才知性を超えるパフォーマンスを発揮できる組織づくりの企業研修を提供する会社「国際コミュニケーション・トレーニング株式会社」を創業。現在までに200社以上で企業研修を行う。経営やリーダーシップを最新の脳科学で裏づけることの第一人者。著書に、『何をやっても続かないのは、脳がダメな自分を記憶しているからだ』『なぜ稲盛和夫の経営哲学は、人を動かすのか?』(クロスメディア・パブリッシング)などがある。

「2020年 『科学的に幸せになれる脳磨き』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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