金持ちになる男、貧乏になる男 (サンマーク文庫 す 2-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763160805

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  • 成功とは、お金の心配をしなくてもいいことだ。ジョニー・キャッシュ(アメリカの作曲家)

    貧乏になる男は時間をお金と交換して稼ごうとするばかりで、社会に役立つ創造的なアイデアを考える努力をしない。

    お金は邪悪だという人が現れたら、すぐ身を遠ざけよう。その人は貧乏神だ。(アイン・ランド:アメリカの哲学者)

    金持ちが求めているのは、金持ちであることによって得られる心の平安だ。それによって平常心を保ち、さらに多くの財産をもたらす新しいアイデアを生み出す。

    金持ちは、自分には金持ちになる権利があると考え、どんなに失敗しても最終的には勝利を収めることが出来ると確信しているのである。

    「金持ちになれるという信念」と「積極果敢に挑戦する勇気」があれば、誰でも金持ちになることが出来る。

    金持ちになる男はお金を親友とみなし、自分を助けてくれる貴重な存在だと考えている。そして、そのプラスの信念がお金との健全な関係を強化する。

    収入の範囲内で生活することほど品位のある生き方はなく、これほど立派な自立の証しはない。(カルビン・クーリッジ:アメリカ第30代大統領)

    恐怖は最も強い感情であり、その人のあらゆる思考に深刻な影を落とす。人間は一旦恐怖に取り憑かれると、世の中をネガティブな視点で見て悲観主義と被害妄想に陥りやすい。

    邪魔をしているのは、汗水たらしてより長時間働く事が多くのお金を稼ぐ唯一の方法だという思い込みである。

    成功者がお金を求めるのは自由を得るためだ。自由が得られれば、家族を養うためにやむを得ずしている嫌いな仕事を辞める事ができるし、それ以外にも好きなことが出来る。

    金持ちになるためには、恐怖を乗り越えて「豊かさ意識」をもつように粘り強く考え方をレベルアップしなければならない。

    金持ちの親が子供に伝える最も重要な信念は、望むだけのお金を自助努力で手に入れる力を自分はもっているということだ。それは学歴や知能指数、学業成績とは関係ない。

    親が子供に言うべきもっとも重要なセリフは「私はお前を信じている」「お前なら必ずできる」である。

    お金が家庭の崩壊を招くのではなく、お金を手に入れる前からその家庭は崩壊しているのだ。お金はそれを手にする人の本性を拡大するだけだから、お金を手にすると、善人ますます善人になり、悪人はますます悪人になる。

  • 世の中の問題に対する解決策をお金と交換する。
    解決する問題が大きいほど収入が増える。
    問題を解決して報酬を得るプロセスを何度も繰り返して財産を築く。
    財産を築く秘訣は、創造的思考によって難問を解決すること。

    誰かが助けに来てくれるのを待たずに自分で目標を設定し、ひたむきに努力してゲームに勝つこと自体が幸せを呼ぶ。

    金持ちになるにはまず成長すること。
    労働そのものより、その根底にある考え方が財産を築く原動力になる。
    何かをしてすぐに金持ちになろうとするのではなく、成功も失敗もすべて含めてあらゆる経験から学んで成長し、成功を収めるのにふさわしい人間になろうとする。

    セーフティネットの外で冒険し、それが功を奏すれば、莫大な報酬を手にすることができる。
    人々の役に立つ仕事をして社会に貢献しているなら、豊かな生活を送る権利があると確信しよう。

    お金をたくさん手に入れれば入れるほど、取引が多くなる。
    物やサービスの見かけの価値と実際の価値を比較検討し、見かけの価値に目を奪われることなく、実際の価値をもとに取引をする。
    取引は感情に基づいて行われることを知ろう。
    市場を動かしているのは感情と強欲である。

    貧乏人と金持ちは同じ世の中で生きているが、同じ自由を得て生活しているわけではない。それがあるべき姿とは言うつもりはないが、世の中の現実だ。腹を立ててエネルギーを浪費するのではなく、そのエネルギーを金持ちになるために使ったほうが得策である。
    収入の範囲内で生活することほど品位のある生き方はなく、これほど立派な自立の証はない。

    ゴシップやスキャンダルに興味を抱くことは莫大なエネルギーを空費する。
    怒りや嫉妬、狭量さを捨てて財産を築くという目標に焦点をあてよう。
    (ネットでスキャンダルなどの記事を閲覧せずに、有益な本を読むことを決意)

    他人に足を引っ張られると怯えるのではなく、宇宙が応援してくれているの信じよう。

    仕事と人間関係のストレスの大半は金欠によるもの。
    お金をたくさん持てばストレスを感じずにすむ。

    結局のところ、人間は二つの方法で知恵を得るしかない。
    一つは読書、もう一つは自分より賢い人との付き合いだ。

    重要な目標に集中し、それを実現する期日を設定する。

    資産形成の初期の段階ではチャンスの大半はつらいことのなかに隠されている。

    財産を築く方法を発見すると、世界が豊かさにあふれていることを知り、もはや平凡な生活に満足しなくなる。
    しばらくは結果が出ずに苦しむが、ある日、少しずつ成果が表れて、やがて大きな収穫を得て周囲の人を驚かせる。
    まるで一夜で成功したように見えるかもしれないが、そこまでたどり着くまでに長い年月がかかっている。
    長期に及ぶ不断の努力がようやく実ったのだ。

    金持ちは貧乏人より金持ちになりたいという願望が強いのではない。
    願望を実現できるという信念が足りない。
    いったん小金持ちになると、自分はこれだけ稼げるんだという信念が強化され、大金が稼げるようになる。
    大金を稼がないうちから金持ちになれると信じることは難しい。
    だからこの本がある。

    基本的な社交術を身に付けた後は、洗練された社交術を身につける。
    その方法は、金持ちと頻繁に接することだ。

    学校教育だけが唯一の教育ではなく、卒業してからが生涯学習の始まりだ。

    金持ちは飽くなき探求の精神をもって生涯学習に徹している。

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