採用の超プロが教える仕事の選び方人生の選び方 (サンマーク文庫 B- 102)

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  • サンマーク出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763184191

感想・レビュー・書評

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  • 以前、著者の第1作「採用の超プロが教えるできる人できない人」という本を読んだ。この本はとっても勉強になった。

    で、今回の一冊。勉強になる部分もあるけれど、そこまで「なるほど、なるほど」って思う部分もなかったように思いました。
    これは、自分も少しは成長したってことなのかな。。この本のテーマについては、割とこれまでにも考えてきた。
    どう生きていきたいのか。どんなことを自分の仕事としたいのか。
    その中で自分が考えてきたことに近いことがアドバイスとして散りばめられている印象を受けました。

    結論として、自分らしく生きるには、やっぱり自分を知ることが必要なんだと思います。
    その上で、自分の働く意味とか、生きる意味をどこに見出していくのか。
    リスクやうまくいかないことは何をしてても発生する。そこで何を学ぶのか。

    わかりやすい語り口で語られているので、読みやすい本だと思います。
    単純な転職じゃなく、独立とか、別の分野でやりたいことがあるとか、働く意味ってなんだろうってことを考えてる若い人とかに向いている本だと思うので、よかったらぜひ読んでみてください。

  • 倒産ワイキューブの安田さんの過去本として再読。
    経営者に成功者と失敗者が出来るのはなぜかと言われれば、一年後の売り上げはどうかと問われて答えられるかどうかの違いだ、と断言しているが、本当はその中の利益が本質であることに倒産間際になってから気付いたんだなと「私、社長ではなくなりました」と併読すると面白い。
    「今日の売り上げを問題にしている社員と一緒になって今日のことだけを考えていたのでは、経営者としては失格である」などとあるので、やはり”利益”の重要性には一切気をまわしていなかったことがよくわかる。
    「人から馬鹿にされるような大きな目標を持とうじゃないか。そのこと自体があなたの人生に”生きがい”を持たせる」は夢のある言葉。

  • 【目的】
    仕事の取り組み方、考え方を著者のそれと比較して自分が現在どのレベルにいるのかを把握するため

    【引用】
    ・どんな生き方をしたいのかわからないのに、仕事を選ぼうとすると無理が生じる
    ・求人市場が求めているのは過去の経験や地位ではなく、入社後にどんな利益をもたらしてくれるのかという能力
    ・悔いとは「できなかった」という結果に対して抱く感情ではない。悔いとは「やらなかった」というプロセスに対して抱く感情だ
    ・「誰と働くか」ということは、想像以上に仕事の質に直結する
    ・「プロ」になるということは、スペシャリストになるということではなく、「フリーでもやっていける能力」を持つことだと考えている
    ・人生に成功している人は「頭のいい人」ではなく「やる気のある人」である
    ・仕事も人生も結局は「好きか嫌いか」で選べばいい

    【感じたこと】
    自分の価値観と似ている。ただ自分の方が行動力に劣っているとの印象を行間から読めた。仕事論は大体どの人の著作も似たり寄ったりだということは、成功者の考え方に共通する部分があるということだろう。

    【学んだこと】
    生き方に差が出るのは、目的意識を持っているかどうかだということ。何のために生きているのか?何故を繰り返してみる。生きることさえも目的ではなく、手段であると説く著者には、同感。ただ目的意識を忘れてしまったり、手段と目的を混同して迷路にはまり込むことも多かったので、この点は今年中に克服してマスターしておきたい。
    とてつもなく大きな夢・目的を持とう。その実現に向けて努力することが人生を輝かせてくれる。

  • 著者は主に採用コンサルティングを事業としているワイキューブ代表の安田氏。

    主に就職活動を控えた大学生に向けて書かれていて、これからの仕事選びに関して非常に視野が広くなった。

    「仕事を選ぶということはまぎれも無く人生を選ぶということだ。しかし、就職活動で選んだ仕事で一生が終わりではない。人生はいつでもギアチェンジできる。自分の価値判断基準で自分でハンドルを握る人生を送って欲しい。」

    現に著者自身が、サラリーマンに向いてないと悟り、リーダーシップなどのあらゆる資質が欠けているにも関わらず、自分の価値基準に基づいて起業して人生をギアチェンジしている。

  • 実は、「自分は普通」っていう思い込みで人生を損している人ばかりなのかもしれない。自分を一番ほめてあげられるのは自分だね、自信をもっていこう

  • 「仕事選びは人生選びだ!」と語る著者の就職観がかかれた一冊。
    この本を読んで仕事に対する意識がおもいっきし変わりました。

  • 常識の中で考えてしまうと、選択肢が限られてしまう。無限の可能性を自ら小さくしてしまう。
    常識や世間の流れに合わせるのではなく、本当に自分は何がしたいのか?を考え、根拠のない自信でそれに突き進む。
    理解はしました。さて、実践に。

  • 就職する人、そうそこのあなたです!!
    読んでおいた方が良いです。28歳のリアルより読んでおいた方が良いです。
    自分が進める道を発見できる一冊。
    自分は何がやりたいか?を見つけてないあなたは必ず読め。

  • 就職活動中に読んで、働くことの価値観をひっくり返された。この本にもう少し早くに出会えればよかったなぁ…

  • 「独立=リスクが大きい」ではない。どんな仕事を選んだとしても、大きなリスクを負うはずなのだ。
    大切なのは、安定した企業から内定をもらうことではない。何を目的に生きるかということを見据えた仕事選びをすることだ。
    自信に根拠など必要ない。この世の中には自分以上に自分を信じてくれる人など存在しないのだ。
    私は就職を決めた学生に「壱年後に自分の人生が終わるとしても、その会社を選びますか」という意地悪な質問をすることにしている。本当にその仕事に就きたいのか、というひとつの目安になるはずだと考えているからだ。1年で死ぬのなら選ばないけれど、60年後まで生きるなら選ぶというのであれば、その選択に疑問を感じてほしい。60年後を想定してやりたくないことをやって、それでも3年後に人生が終わってしまったら死んでも死にきれないはずである。
    「やりがいのある仕事」や「やりがいのない仕事」があるわけではない。やりがいとは、職種そのものに最初から備わっているものではない。
    自分がやりたいことは右なのに、それが気険相な道だから左を選ぶと言うのであればほとんど生気のない死んだ状態で左の道を歩むということにならないか。
    本気で独立したいと考えているのであれば、まず既存の組織で、会社にとって「辞められたら困る」レベルの人材になることだ。なぜならば、昨今の独立志向の人たちを見ていると、安易に「楽な道」を得欄ベいるような気がしてならないからだ。
    採用試験では仕事をするのが人間である以上、その人と仕事をすると気持ちいいとか、いっしょにいると楽しいという基準で、結局のところ選ばれるのである。
    ものすごく優秀な人が大企業ばかりに流れていくのが、私には不思議でならない。恐らく、周囲の人間がそれをよしとする傾向があるからだろう。周囲から見える成功や安定など、何の意味もないことにきづかないのである。大企業に行くのがいけないと言っているわけではない。周囲の価値観に振り回されるなと言いたいのである。
    大事なのは、はたしてこれで、自分のスキルが上がっていくのかどうかと考え続けることであり、仕事を選ぶときの基準をそこに置くことだ。
    リスクを背負うことを覚悟して、自分で人生を選ぶというのは自分で飛行機の操縦桿を握る事に他ならない。確かに怖い部分もある。だが、人に握ってもらっても、自分で握ってもリスクはあるということを忘れないでほしい。
    学生時代には、自分に何が向いているのか分かっていないことが多いから、たしかに天職を見つけるのは大変かもしれない。そのときのひとつの目安は「その仕事がやりたいのか」である。そして、「その仕事が好きなのか」である。向いているかどうかなど、明確に分かるはずがないのだから、それほど難しく考えずに「今、やりたい」ことからやってみればいいのである。
    生き方に差が出るのは、要するに、目的意識をもっているかどうかの差なのだ。

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