- Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763407917
作品紹介・あらすじ
スマホゲーム、SNS、自撮り、お小遣いサイト――
子どもを取り巻くスマホの世界を、あなたは本当に知っていますか?
・スマホゲームに夢中になる理由
・SNSトラブル、ネットいじめから子どもを守るには
・「見える化」で使い方が変わる
・ネット社会を生きる子どもたちの未来は
「わかったつもり」がいちばん危ない
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親とは違う、子どものスマホの使い方。トラブルなど、実例を多数掲載。
感想・レビュー・書評
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スマホの怖さが気になって。
便利だけど、子供にとっては単なる機械ではすまされないアイテム。
スマホと子供とどう向き合ったらいいのか難しいけど、まずは知ることから始めたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ネットいじめは深刻化している。大人は現状を知らないといけない。
子供にスマホを与える時にはルールを決める。ルール守らないなら利用料金の支払い止める。
被害受けたら証拠を残す。
加害者にならないための教育が必要。
本当に大事な情報はネットには載っていないことを子供に教えないといけない。 -
単純にスマホの使い方を検討する参考になる本かなと。
スマホ利用の約束チェックリストは1つのいい切り口。
その他の子どもをとりまくスマホ事情はニュースや周囲の人々に聞いている感覚と大きくかけ離れていなかった。 -
良書です。
尾木先生の子育て本を読んだ後、子どものスマホ問題についてもう少し考えたいな、と思っていたら、図書館の返却本コーナーにこれがあったので借りてみました。
ジャーナリストとして、今どきの中高生たちを取材した著者から見た、スマホと子どものことが書いてあって、目からウロコな部分がたくさんありました。
例えば、地方の中学生に取材をする際、(その場でファーストフード店が見当たらず、寒い時期であったので温かい食べ物を、と食堂に入店)、「けんちんうどん」「カレー南蛮」がどんな食べ物であるかわからずに、困って注文できない子たち。
すかさずスマホで検索して、写真画像を見て納得する。
現代は「お品書き」ではなく、「写真入りメニュー」なんだそうです。確かにファーストフード店とか、全部写真入りメニューですよね。ちょっと古風なそば屋くらいしか、お品書きのメニューなんて見ないかも。
便利になったものです。
(これだけじゃ何のことかわからないか・・・説明下手ですいません・・・)
ダメとか「今の若いもんは」とかじゃなく、もう、そういう世の中なんですよね。
大人がお品書きで注文できるのは、そういう経験値があるから。
(わからなかったら「どういう食べ物ですか?」と聞くのも、この世代ならでは。
知らない大人と挨拶もしちゃいけないと教わる今の子供は、そういうスキルを鍛えるような教育は受けてないですよね・・・。)
その「目から入った情報が前提」と、スマホがマッチして今の子供たちの世代がある・・・うーん、最初のとっかかりで、なるほどと思いました。
この本もメモ&コピーしましたよ。近い将来、娘にスマホを持たせる時期が来たら、参考にしようと思います。
(っていうか、スマホを持たせる時期がきたら、もう一度読み返したい本です。)
どんなネットいじめがあるのか。とかも詳しく書かれていて、うー、子どもにはずっとスマホなんて持たせたくない!なんて思ってしまいますが、そういうわけにはいかない・・・。いろいろ考えることができます。
親として、読んで損はないです。
・・・やっぱり、中学卒業するまでスマホ持たせたくないなぁ。って思っちゃいました。