道祖神: 道辺の男女神 (京都書院アーツコレクション 168 彫刻 2)

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  • 京都書院
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763616685

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  • 仲むつまじい男女二体の道祖神。心なごむその姿を、関東から甲信越、静岡、さらに京都、奈良、鳥取に訪ねて撮った写真集。巻末に道祖神の概要と歴史、そこに秘められた人々の願いについての解説を付す。(アマゾン紹介文)

    言われてみれば、そうそう見覚えがない。
    近隣だと奈良の明日香村くらいか。確かに、あそこならありそうだ。
    さらりとした解説は、より深く掘るための興味の種が埋め込まれていて好印象だった。

  • ちょっと調べ物があり掘り出してきた。そういえば、巻末の解説までは読んでなかったので最後まで読み通して、登録した。
    なんともエロチックな和合、性の神だけど、この本を読むまで道祖神は旅の神という認識だったのよね。まさか、境界の神や、前述のような神でもあったとは。残念ながら、人型が彫られた道祖は見たことがありません。いつか、巡る旅に出てみたいね。

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著者プロフィール

1946年、新潟県中蒲原郡横越村(現・新潟市)に生まれる。國學院大學文学部卒業。
著書に、『〝きよのさん〟と歩く大江戸道中記』(ちくま文庫、2012)、『伊勢詣と江戸の旅』(文春新書、2004)、『芭蕉「おくのほそ道」の旅』(角川書店、2004)、『江戸庶民の旅』(平凡社新書、2002)、『関所抜け 江戸の女たちの冒険』(晶文社、2001)、『芭蕉はどんな旅をしたのか』(晶文社、2000)、『江戸の女俳諧師「奥の細道」を行く』(晶文社、1998;角川ソフィア文庫,2008)、『お葉というモデルがいた』(晶文社、1996)、『女流誕生』(法政大学出版局、1994)、『瞽女んぼが死んだ』(角川書店、1990)、『旅の石工』(法政大学出版局、1988)、『石の旅』(クロスロード選書、1988)がある。

「2013年 『「曽良旅日記」を読む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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