- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763921352
作品紹介・あらすじ
初版刊行以来、多くの読者の支持を集めてきた療育に携わる人のためのガイドブック、待望の改訂版です。
両親の切実な訴えや保育・教育関係者の疑問に対し、豊富なイラストとともに95のQ&Aで具体的な対応を解説しています。
このたびの改訂版では昨今の現場におけるニーズの高まりを見据え、新たに第2部「家庭・保育園・幼稚園・学校生活での支援」を設けました。
第1部「子どもの行動を理解するために」、第3部「感覚統合療法について」では関連する質問を大幅に増補し、子どもの抱える発達上の様々な問題を日頃の行動の中から読み取り、子どもが必要としている援助を考えていく際の知識を幅広く解説しています。
第4部「感覚統合と脳のしくみの話」では感覚統合理論の基礎になる脳の働きをふまえ、感覚統合の発達が子どもの学習や自尊心の育成にまでどのように関係するかを説明し、発達障害の子どもたちの臨床に携わる人々のみならず、保育・教育関係者、両親にとっても、よりいっそう読みやすく理解しやすい内容になっています。
感想・レビュー・書評
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わかりやすく読めますが、かなり専門的。
もっと具体的に、とにかく支援方法を、という内容ではなく、お勉強のための本かな。
それなりにはとても参考になりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
じっくり理解するのには時間かかるんだけど……
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脳科学の知識が子どもの実態と結びつく形で提供されており、分かりやすい。
特に自分の体勢や大きさの把握が、一般的な感覚機関からの情報処理の根底にある事は、この本で気付かされた。
また、一見同じように見える子どもの反応も、それが感覚過敏からくるのか、感覚の受け取りにくさからくるのかは、子どもに寄り添わなければ判断がつきかねる事も、私には新たな発見だ。