聖書は誰のものか?―聖書とその解釈の歴史

著者 : J.ペリカン 佐柳文男

• 教文館 (2006年3月1日発売)

作品紹介・あらすじ

聖書に収められるべき書物はどれか?聖書は何を告げているのか?成立時から現代まで、絶えず争われてきた聖書の範囲と解釈の複雑な歴史を、現代アメリカを代表する歴史家がみごとに解きほぐす。時代や文化と共に、論争と解釈の中に姿を現す"聖書の真実"を追求する。

感想・レビュー・書評

[seiyobunkashiさんの感想 · 2018年5月30日]

評価ではなく、講義情報。
この授業の副読本的役割を持つ。時代順にその時代に聖書がどのように受け入れられたのか、その時代はどのようなテキストが利用されていたのか、どのように解釈されたのかを説明している概説書。この本を読んでもらうと授業のイメージ全体がつかめてくると思われる。