聖書を考える

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  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784764274525

作品紹介・あらすじ

聖書の背景を探る歴史批判的方法論と前景へ向かう哲学的思考。旧約聖書テクストの解釈をめぐり、聖書学者ラコックと哲学者リクールが論じ合う。古典思想から現代哲学まで広く見渡しつつ、聖書理解の新たな地平を開く一冊。

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

(Paul Ricœur)
現代フランスを代表する哲学者。1913年フランス南東部ヴァランスに生まれる。35年教授資格試験に合格。マルセル、ヤスパースの実存哲学とフッサールの現象学の影響を同時に受ける。39年第二次世界大戦に動員され、捕虜となって45年まで収容所生活を送るが、その間にフッサールの『イデーンⅠ』を仏訳。48年ストラスブール大学の哲学史講座を担当。50年国家博士号を取得。56年よりパリ・ソルボンヌ大学で教え始め、66年からナンテール校に移る。70年からはシカゴ大学で教えるようになり、英語圏の哲学、神学界でも活躍。意志の問題を現象学的方法で考究しようとして「意志の哲学」の体系を構想し、『意志的なものと非意志的なもの』(50)、『人間 この過ちやすきもの』(60)、『悪のシンボリズム』(60)を発表するが、次第に解釈の問題への関心を深め、『フロイトを読む』(65)を含む数多くの論文を発表。現象学を解釈学として展開する解釈学的現象学の方法によって言語の創造性を探究し、『生きた隠喩』(75)、『時間と物語』(全三巻、83-85)を著す。さらに、「自己の解釈学」を目指した『他者のような自己自身』(90)と、壮大な「歴史的存在の解釈学」の試みとしての『記憶・歴史・忘却』(2000)という、自らの哲学の集大成的な著作を発表。2005年5月死去。

「2013年 『道徳から応用倫理へ 公正の探求 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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