日本人の食育―賢く安心して食べるために

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  • 技報堂出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784765544498

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  • 大阪樟蔭女子大学図書館OPACへのリンク
    https://library.osaka-shoin.ac.jp/opac/volume/651696

  • 元ビール会社の技術者で現在は帝京平成大学の教授が現在の日本の食事情について記した一冊。

    国民に必要な食料の半分を海外からの輸入に頼りながら、その半分、全体の1/4を廃棄している日本の現状−この本を読めば今の日本人の食事がどれだけ贅沢で無駄が多いかを数字ではっきりと認識する事ができる。「食」が健康維持のみではなく、リサイクル・エネルギー節減とも深く関わっている事を再認識させる一冊ではないかと思う。

    また、同時に行政が提供している「安全」に対して消費者が「安心」できるための知識として、遺伝子組み換え食品や特定保険用食品の定義や、知識が無いがゆえに過敏になりがちな農薬や添加物について専門的・科学的な数字を使い紹介している。

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著者プロフィール

京都大学農学部農芸化学科卒業 農学博士 技術士(経営工学)
キリンビール㈱開発科学研究所長、ビール工場長を歴任して
常務取締役で退任 ㈱紀文食品顧問
帝京平成大学教授(栄養学、食文化学)
現在 食の社会学研究会代表
主な著書
『食の健康科学』(第一出版)、『見直せ 日本の食料環境』(養賢堂)
『日本人の食育』(技報堂)、『食品不安』(NHK出版、生活人新書)、
『ビール イノベーション』(朝日新聞出版、朝日新書)、『大人の食育百話』(筑波書房)、
『日本食の伝統文化とは何か』(雄山閣)、『食卓の日本史』(勉誠出版)、
『食べることをどう考えるのか』(筑波書房)、『飽食と崩食の社会学』(筑波書房)など

「2023年 『持続可能な社会における食料問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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