鳥居大図鑑

著者 :
  • グラフィック社
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本棚登録 : 109
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766131772

作品紹介・あらすじ

日本各地の神社、およびハワイの出雲大社を加えた全57の神社の「鳥居」にスポットをあて、写真とイラストで解説。
鳥居の起源は正確には分かっていないそうですが、その中でも形状や素材、色など様々な「流派」があります。
それらの違いや各々の鳥居建立に至るまでの歴史、様々な事情により再建された経緯など、知られざる鳥居の魅力を惜しみなく紹介。
近年流行の神社巡り(御朱印巡り)に新しい楽しみを提案する一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 数多くの神社に関する書籍があるなか、神社を象徴する建造物である「鳥居」にフォーカスした本書。
    鳥居の基本は、二本の縦柱二本の横柱。大きくは神明系と明神系の2系統。そこから色んな形態が派生して、やはり夫々名前がついた形式がある。しかし同じ神社の中に違った形式の鳥居が存在する等、実際には神社の数だけバリエーションがあるそう。当に八百万の神の神道ならでは。
    全国+ハワイから特徴的な鳥居のある神社を50社以上取り上げ、神社の紹介を少々、その鳥居がいかに特徴的なのかをメインに解説。図鑑とあるように文章よりも図案が多め。全体写真の他、ディテールをあえてイラストで掲載して分かりやすく解説。このあたりはエクスナレッジ社の解剖図鑑っぽい。
    神社を訪れる際、鳥居を前に一礼してから潜り境内に入るようにしているので、ついついそのまま通り過ぎてしまう。参拝したことのある神社の記事を読むと、そうだったのか!的な発見が多い。これからはもう少し注目してみるようにしたい。

  • 日本各地+ハワイの全57ヵ所の神社の“鳥居”について紹介。
    ・鳥居 ーその魅力と基礎知識ー
    ・鳥居の形式と系統 ーその魅力と基礎知識ー
    1ページに各神社の紹介とデータとして所在地、創祀、主祭神、
    主な鳥居の形式。更に鳥居の紹介で2~4ページの構成。
    カラーの写真とイラスト多し。
    コラム、本書に掲載の神社一覧、参考文献、写真提供有り。
    各地の特色ある鳥居に焦点を当てて、紹介しています。
    基礎知識にある鳥居の形状と、様々な形式を指針に、
    各神社の鳥居を注目すると、思わぬ歴史が紐解かれます。
    木材や石、金属等の材質や扁額への揮毫、神仏習合の名残り、
    建立の理由、思わぬ奉納者等、様々な知識もあり、
    行ったことのある神社が十数ヵ所載っていましたが、
    そのときこの本が手元にあったら、もっと鳥居に注目出来たと、
    悔やまれます。
    残念なのは、誤字・脱字が見受けられることと、
    紹介されている鳥居の位置がわかる簡単な地図が欲しかったこと。
    境内に複数あったり、遠い参道にあったりするので、
    どれがどこだか、ちと混乱しました。

  • 日本全国の鳥居を紹介

  • まだ謎が多い。

  • 三囲神社の鳥居が気になる、、、

  • 神社の鳥居は神域の入口。その「鳥居」に着目したのがこ
    の図鑑です。起源や系統、見分け方などにふれながら、海
    中鳥居、陶製の鳥居など、各地の特徴的な鳥居を紹介して
    います。
    普段何気なく通っている鳥居の奥深さを知ることで、神社
    巡りに新しい楽しみが増える一冊です。

  • やっぱりドドーーーーンとすごい鳥居が近所にある生活ってかっこいいな…
    なんかもう少し神様じゃないけど、そういうのを意識して生活できると思う…

  • 國學院大學神道文化学部准教授。

    ※國學院大學図書館
     https://opac.kokugakuin.ac.jp/webopac/BB01664596

  • 図書館に入っていたので借りて読んでみました。
    わたし的には写真メインで読みましたが、紹介されているそれぞれの鳥居に関する歴史などの詳細も書かれています。
    三柱鳥居ってのもあるんですねぇ。

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著者プロフィール

國學院大學神道文化学部専任講師。博士(神道学)。著書に『神道と社会事業の近代史』(弘文堂、2009年)、『郷土再考――新たな郷土研究を目指して』(共著、角川学芸出版、2012年)、『宗教と福祉』(共著、皇學館大学出版部、2006年)、論文に「神職養成と宗教教育――戦後六十五年の歩みからみる現状と課題」(『宗教研究』369号、2011年)など。

「2012年 『地域社会をつくる宗教』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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