17世紀 1603年-1688年 (オックスフォード ブリテン諸島の歴史)
- 慶應義塾大学出版会 (2015年4月28日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (452ページ)
- / ISBN・EAN: 9784766416473
作品紹介・あらすじ
▼流転する「短い17世紀」
イングランド・アイルランド・ウェールズの三国からなる複合君主国に対する希望と失望。混乱の渦にありながら形成されていくブリテン式の「国家形成」とは。そのプロセスとそこで花開いた文化の諸相を細緻に描く。
本書第7巻は、スコットランドの国王ジェームズ六世が、イングランド王国・アイルランド王国・ウェールズ公領の長として即位した1603年から、名誉革命がおこる1688年までの85年間を扱う。世紀の半ばに勃発する内戦、国王の処刑、王政復古、そして名誉革命 ――。このように万華鏡のごとく変転する時代を、私たちはどのように理解すればよいのか。
最新の研究方法とその成果から明らかにされる17世紀ブリテンの「国家」形成のプロセスとその統治。
イギリス史、ヨーロッパ近現代史を学ぶ読者に必携の書である。