「テル・ケル」は何をしたか: アヴァンギャルドの架け橋

著者 :
  • 慶應義塾大学出版会
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 17
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (511ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766418859

作品紹介・あらすじ

フランスの小説家フィリップ・ソレルスが中心となって創刊された季刊前衛文芸誌「テル・ケル」(1960‐1982)。第二次世界大戦後、アルジェリア戦争中という不安定な時代に、戦う集団「アヴァンギャルド(前衛)」の旗手として繰り広げたさまざまな活動を丹念にたどり、「テル・ケル」の思想、文学、政治運動の全容を明らかにする。「テル・ケル」の活動の反響は、ヨーロッパ各国、アメリカ、そして日本にまで及んでいる。しかし、日本で「テル・ケル」の活動の全体像が紹介されることは、これまでなかった。本書は、フィリップ・ソレルスへのインタビューの成果を交え、「テル・ケル」から「ランフィニ」誌への継続を前提に、「テル・ケル」が歴史に刻んだ足跡の意味を問うものである。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • テル・ケルやフランス・アバンギャルド文学について何の興味もないけど、なんていうのか、しっかりした本だったからすんなり読めた。
    なんの興味もない本をなぜ読むとか聞かれるけど、じゃあおまえは見るテレビ番組全てに興味があるのか?

    あと、俺の中のアバンギャルド文学といえば http://chaos2ch.com/archives/1311275.html をおいて他に無い。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

白百合女子大学非常勤講師
東京大学文学部卒。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。慶應義塾大学文学部非常勤講師等。

「2011年 『「テル・ケル」は何をしたか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

阿部静子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×