深読み名作文学 O.ヘンリー「最後の一葉」

制作 : 横山千晶 
  • 慶應義塾大学出版会株式会社
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766422115

作品紹介・あらすじ

▼美談には終わらない意外な物語の「謎」を解く

O.ヘンリーが生み出した名作、「最後の一葉」を英語で読んでみませんか。ただしお堅い教科書ではありませんので、物語や英語を楽しめるよう工夫しています。この本は、まず作者O.ヘンリーの数奇な生涯を紹介します。英語で原作を読んだその後は、さらにこの物語に潜む「謎」解きを楽しみ、O.ヘンリーの生きた時代の文化を心ゆくまで味わってください。英語の文学作品を読み解くコツも伝授します。深読みを堪能あれ。

著者プロフィール

慶應義塾大学法学部教授。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。専門は19世紀のイギリス文化。ヴィクトリア朝に始まった芸術と生活の融合と、コミュニティ構築に果たす芸術の役割をテーマとして、研究と実践を重ねている。
訳書に、ウィリアム・モリス著「ジョン・ボールの夢」(晶文社、2000年)、ジョージ P ・ランドウ著「ラスキン――眼差しの哲学者」(日本経済評論社、2010 年)。著作に「愛と戦いのイギリスの文化史――1900-1950年(共著、慶應義塾大学出版会、2007年)、「愛と戦いのイギリス文化史――1951-2010年」(共著、殿應義塾大学出版会、2011年)、「芸術と福祉――アーティストとしての人間 」(共著、大阪大学出版会、2009年)、『ジョン・ラスキンの労働者教育――「見る力」の美学』(慶應義塾大学教養研究センター、2018年)などがある。
毎週火曜日に、横浜市中区石川町で、「共に表現すること」と「共に食べること」を中心とした小さな居場所、「カドベヤで過ごす火曜日」を運営する一人として、暮らしの中の芸術の意義を仲間と共に模索している。

「2021年 『コミュニティと芸術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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