多様な花が生まれる瞬間 (遺伝子から探る生物進化 6)

著者 :
  • 慶應義塾大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766423006

作品紹介・あらすじ

▼花は送粉者とともに進化した!
▼送粉共生の魅力に迫る!

チャルメルソウ類の研究からたどり着いたのは、進化生物学で最古のテーマでもある「種の起原」という最も挑戦的な問題だった。

▼進化の最前線を解き明かすシリーズ。ついに完結!
▼花とその花粉を運ぶ虫との共生関係から、種の分化という謎に迫る。

花を咲かせる植物は地球上に35万種以上あるといわれており、その85%以上は動物媒花であるという推計がある。単純に考えれば、花の多様性には、30万種類超もの動物とのかかわりが秘められていることになる。この多様な動物とのかかわり方は、そもそもどのようにして生じたのか。それを明らかにすれば、植物という生き物が、なぜこのような多様な種に分化し、あまねく地球上に広がっているのか、その不思議の理由に迫れるかもしれない。

感想・レビュー・書評

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  • (図書館員のつぶやき)
    この数字を聞くだけでもすごいっと思いません→花を咲かせる植物は地球上に35万種以上あるといわれており、その85%以上は動物媒花であるという推計がある。単純に考えれば、花の多様性には、30万種類超もの動物とのかかわりが秘められていることになる→なぜここまで広がることが出来たのでしょう!真相は本のなか、読んでみらんですか!

  • 請求記号 471.71/O 57

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著者プロフィール

1981年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。現在は国立科学博物館植物研究部研究主幹(兼)筑波実験植物園研究員。専門は植物学、生態学、進化生物学。趣味は旅行、生き物全般の観察のほかに漫画、映画鑑賞、ロールプレイングゲーム。作品としては特に「ジョジョの奇妙な冒険」、「トランスフォーマー」、「ロマンシングサガ」シリーズをこよなく愛している。

「2018年 『多様な花が生まれる瞬間』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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