小泉信三エッセイ選1 善を行うに勇なれ

著者 :
制作 : 山内 慶太  神吉 創二  都倉 武之  松永 浩気 
  • 慶應義塾大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766423839

作品紹介・あらすじ

▼歿後50年。
「勇気ある自由人」小泉信三の言葉を再び。

今上天皇の御教育係、戦時の慶應義塾長であった小泉の、日本のモラル・バックボーンとなる数多のエッセイを厳選。「当代の文章家」による、21世紀の今もなお心に響く六十余編。

▼戦後を代表する言論人 小泉信三のエッセイを精選し2巻に編集し刊行。

戦後を代表する言論人であり、今上陛下の御教育掛であった小泉信三は、長谷川如是間や柳田國男から「当代の名文家」と称賛されたエッセイの書き手であった。現在では入手が困難となっている小泉の随筆を、没後50年を機に2巻に集約して刊行する。
「1 善を行うに勇なれ」は、戦前・戦中の苦難の時代の慶應義塾長として、また戦後、日本を代表する言論人として執筆した、数多のモラル・バックボーンとなる文章に加え、東京オリンピック、皇太子殿下(今上天皇)に関わる現代史の証言として価値の高いエッセイ六十余編を収録。
今こそ読まれるべき「勇気ある自由人」小泉信三の言葉の数々。

★ 「小泉信三エッセイ選2 私と福澤諭吉」は 12月刊行予定です。

感想・レビュー・書評

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  •  小泉信三(1888~1966)「善を行うに勇なれ」、エッセイ集、2016.10発行。我が身辺、日々の心得、国を想う、学生に与う、万年の春 の5部構成。心に響く話が沢山ありました。①灯台守りに礼状を出した船長 ②スポーツマンシップとスタンドプレイ(戒むべき)③善を行うに勇なれ ④徳教は目より入りて耳より入らず ⑤独立の気力なき者は国を思ふこと深切ならず

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著者プロフィール

経済学者、教育家。明治21(1888)年、東京三田に生まれる。普通部より慶應義塾に学び、体育会庭球部の選手として活躍。明治43年、慶應義塾大学部政治科を卒業し、慶應義塾の教員となる。大正元(1912)年9月より大正5年3月まで、イギリス・ドイツへ留学。帰国後、大学部教授として経済学、社会思想を講ずる。大正11年より昭和7(1932)年まで庭球部長。昭和8年より昭和22年まで慶應義塾長を務める。昭和24年より東宮御教育参与として皇太子殿下(今上天皇)の御教育にあたる。昭和34年、文化勲章受章。昭和41(1966)年、逝去。著書に『共産主義批判の常識』、『読書論』、『福沢諭吉』など多数あり、歿後には戦死した長男を追悼した『海軍主計大尉小泉信吉』が刊行された。また、『小泉信三全集』(全26巻・別巻1)、『小泉信三伝』等が編纂されている。平成20(2008)年には「生誕120年記念小泉信三展」が慶應義塾大学三田キャンパスで開かれ、多くの来場者を集めた。平成28年に歿後50年を迎えた。

「2017年 『小泉信三エッセイ選 2 私と福澤諭吉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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