ビデオゲームの美学

著者 :
  • 慶應義塾大学出版会
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本棚登録 : 192
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766425673

作品紹介・あらすじ

ビデオゲームは芸術だ!

産業規模の拡大とともに、文化的重要性が増しつつあるビデオゲーム。
本書は、ビデオゲームを一つの芸術形式として捉え、その諸特徴を明らかにすることを試みる。スペースインベーダー、ドンキーコング、テトリス、パックマン、スーパーマリオブラザーズ、ドラゴンクエスト、電車でGO!――多くの事例をとりあげながら、ビデオゲームを芸術哲学の観点から考察し、理論的枠組みを提示する画期的な一冊。

感想・レビュー・書評

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  • ゲーマーのバイブルと言うべき一冊です。

    ブログでレビューを書きました。

    https://shumi-ame.com/videogame-aesthetics/

  • 記録

  • 作品の内容は、真っ当で、正しく表現されているものなのでしょうが、本の売り文句は、この作品の良さを正しく表現できていないと思う。期待と読後感とのギャップがポイントを減らしている。ポイントを獲得することが本書の目的ではないだろうし、そもそもポイントの定義から始めなければなるまい。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/713740

  • ゲームの意味論としては特にJesper Juulの”Half-Real: Video Games Between Real Rules and Fictional Worlds”での議論を拡張したものであり、論拠と自説がわかりやすく書かれている。
    研究の問いの明確化、明確な概念の定義、先行研究の批判的な分析を基盤とした自論の展開という鉄板な研究の進め方の好例となっている。ゲーム研究のみならず、人文・社会科学の研究を目指す学生に広く読んで欲しい本のひとつである。

  • ブックハンティング選定図書

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著者プロフィール

松永伸司(まつながしんじ)
専門はゲーム研究と美学。現在、さまよっています。著書に『ビデオゲームの美学』(慶應義塾大学出版会、2018年)、訳書にイェスパー・ユール『ハーフリアル』(ニューゲームズオーダー、2016年)、ネルソン・グッドマン『芸術の言語』(慶應義塾大学出版会、2017年)など。

「2019年 『プレイ・マターズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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