子育ての経済学:愛情・お金・育児スタイル

  • 慶應義塾大学出版会
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本棚登録 : 132
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (426ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766427110

作品紹介・あらすじ

▼本邦初の本格的な「教育の経済学」の基本書。
▼最新研究から、日本や欧米各国の子育て・教育の違いとその理由が明らかに!
▼専門知識がなくても読めるようわかりやすく解説。

この数十年、先進国の子育てが全体的に“過保護” へと変わっていったのはなぜか?
社会のグローバル化や経済格差が原因なのか? 日本でも『「学力」の経済学』等で大注目の「教育の経済学」。そのトップクラスの経済学者が豊富な最新データと精緻な実証分析で真理に迫る。
また、最先端の研究を反映しつつも専門知識がなくても読めるよう、わかりやすく解説。

感想・レビュー・書評

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  • 【試し読み】教育経済学の基本となる1冊!『子育ての経済学』|慶應義塾大学出版会 Keio University Press|note
    https://note.com/keioup/n/n5c3f382cbd9d

    慶應義塾大学出版会 | 子育ての経済学 | マティアス・ドゥプケ ファブリツィオ・ジリボッティ 鹿田昌美 大垣昌夫
    https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766427110/

  • I found this book interesting in that there are few books that mention the theme of raising children from the aspect of macroeconomics.

  • The idea of the widening wealth gap being strongly linked to the intensifying education frenzy is a pretty fresh perspective. Coming to think of it, yeah, that might just be it.

  • 子供の育て方は専制型、迎合型、指導型、無関心の4パターン。
    親のスタンスは利他的かパターナリズム的か。
    不平等がなくなると迎合型が増える。不平等が高いと学業の成功に力を入れる。

  • 国によって違う子育てのスタイル
    子供に甘くのびのび育てる親、厳しく叱り成績に敏感な親、その違いは社会の不平等と、経済格差だった。

    どの国の親も子供を愛している。だからこそ、子供が将来幸せになれるように最善を尽くそうとする。

  • 育児を経済学の観点から見つめ直す1冊。統計・分析解説多めで”学術書”感があるのですが、なんとか乗り越えて読むべき! “どんな親になるかは、その社会の経済的インセンティブで決まる”ことを国別、文化別などいろんな切り口で分析。自分の子育てが何に制約されているのか、何が不安でこの行動をしているのか、色々客観的になれます。 続きはブログで! https://hana-87.jp/2021/03/16/love_money_parenting/

  • 東2法経図・6F開架:371.3A/D81k//K

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著者プロフィール

ノースウェスタン大学経済学部教授。西ドイツ、ハノーファー出身。2000年にシカゴ大学でPh.D.(経済学)。専門は経済成長論、開発経済学、政治経済学、家族の経済学、人口の経済学。

「2020年 『子育ての経済学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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