コミュニケーション研究 第5版:社会の中のメディア

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  • 慶應義塾大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766428100

作品紹介・あらすじ

▼好評テキストの改訂第5版。
▼SNSなど近年の社会変化や新データに対応した最新版。

広範なコミュニケーションを考える入門書。コミュニケーションが社会の中で果たす役割、ソーシャルメディアや新たなメディアの社会的影響などを体系的に整理し、図表を掲げわかりやすく解説。

感想・レビュー・書評

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  • 東2法経図・6F開架:361.45A/O33k//K

  • 第I部 コミュニケーションの構造と機能

    第1章 コミュニケーションの基礎概念
    1-1.コミュニケーションのとらえ方
    1-2.コミュニケーション分析の基本単位
    1-3.コミュニケーションの分類
    1-4.情報行動と情報環境
    1-5.「現実」の社会的構築・構成

    第2章 コミュニケーションと社会構造
    2-1.コミュニケーションの機能
    2-2.コミュニケーション効果・影響の研究
    2-3.「情報 / コミュニケーション / 社会」の関連図式

    第II部 マス・コミュニケーションとジャーナリズム

    第3章 近代社会とマス・コミュニケーション
    3-1.近代化の進展と近代社会の成立
    3-2.情報環境の拡大と大衆社会の出現
    3-3.マス・メディアの発達と普及(1)―欧米社会―
    3-4.マス・メディアの発達と普及(2)―日本社会―
    3-5.マス・コミュニケーションの機能
    3-6.日本社会におけるメディア接触と機能評価

    第4章 マス・コミュニケーションの効果・影響モデルの変遷
    4-1.「市民社会」とマス・メディア
    4-2.弾丸効果モデル
    4-3.限定効果モデル
    4-4.強力効果モデル
    4-5.強力影響・機能モデルと複合モデル
    4-6.ソーシャル・メディアの普及とマス・メディアの影響力

    第5章 政治コミュニケーション論の展開
    5-1.政治コミュニケーション論の視座
    5-2.政治コミュニケーションの効果・影響研究
    5-3.批判的コミュニケーション論
    5-4.多次元的権力観と政治コミュニケーション
    5-5.政治コミュニケーションの排除モデル
    5-6.ソーシャル・メディアとポピュリズム政治

    第6章 ジャーナリズムの自由と責任
    6-1.マス・メディアの自由
    6-2.マス・メディアの自由に関する四理論
    6-3.マス・メディアの自由に関する他の理論構成
    6-4.マス・メディアの規制と倫理
    6-5.ジャーナリズム活動の問題点
    6-6.ジャーナリズムと「現実」の社会的構築・構成
    6-7.新たなジャーナリズムの模索と課題

    第III部 情報化の進展とコミュニケーションの変容

    第7章 情報化の進展と情報社会論
    7-1.情報化のとらえ方
    7-2.情報化の進展とメディアの変容
    7-3.情報社会論と情報化政策
    7-4.日本における情報社会論と情報化政策の展開

    第8章 情報化の進展とコミュニケーション過程
    8-1.情報社会モデルと文化=コミュニケーション・モデル
    8-2.個人・家庭生活の情報化
    8-3.情報化と地域社会
    8-4.情報化とマス・コミュニケーション
    8-5.情報化とグローバル・コミュニケーション

    第9章 日本社会の情報化と近代化
    9-1.「狭義の情報化」と「広義の情報化」
    9-2.近代化の開始と交通・通信の創業
    9-3.国家統合の進展と交通・通信網の整備
    9-4.産業化・都市化の進展と情報の大衆化
    9-5.高度産業社会における情報の一極集中
    9-6.戦後日本社会における集合的記憶とメディア
    9-7.日本社会の中の情報化

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著者プロフィール

慶應義塾大学名誉教授、十文字学園女子大学特別招聘教授、東海大学文化社会学部特任教授。博士(法学)。
1956年東京に生まれる。1979年慶應義塾大学法学部政治学科卒業。1985年慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程(政治学専攻)修了。(財)電気通信政策総合研究所、関西大学、慶應義塾大学法学部政治学科教授を経て現職。

主要著作:『地域情報化――理論と政策』(世界思想社、1992年)、『政治コミュニケーション――理論と分析』(勁草書房、1998年)、『ジャーナリズムとメディア言説』(勁草書房、2005年)、『現代ニュース論』(共著:有斐閣、2000年)、『メディア・ナショナリズムのゆくえ――「日中摩擦」を検証する』(共編著:朝日新聞社、2006年)、『ジャーナリズムと権力』(編著:世界思想社、2006年)、『メディアの中の政治』(勁草書房、2014年)、『ジャーナリズムは甦るか』(共著:慶應義塾大学出版会、2015年)、『批判する/批判されるジャーナリズム』(慶應義塾大学出版会、2017年)、『国家・メディア・コミュニティ』(慶應義塾大学法学研究会、2022年)など。
訳書:M. マコームズほか『ニュースメディアと世論』(関西大学出版部、1994年)、G.E. ラング・K. ラング『政治とテレビ』(共訳:松籟社、1997年)、D. マクウェール『マス・コミュニケーション研究』(監訳:慶應義塾大学出版会、2010年)など。

「2022年 『コミュニケーション研究 第5版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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