- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784766783636
作品紹介・あらすじ
つらくても逃げ出してはいけない。こういう思い込みが人をさらにつらい心理状況に追い込みます。つらさは耐えていればますますつらくなるだけなのです。私は、つらかったら逃げ出してしまえばいいのに、と考えています。実際、これまでもそうしてきました。つらいことはやめる、という選択をしたこともあります。実は、このほうが、結果的に、よりつらいことに立ち向かっていける自分になれるのです。自分に枠をはめて苦しい生き方をするのはバカバカしい。やりたいことを思いっきりやれ。宋文洲氏が贈る熱きメッセージ。
感想・レビュー・書評
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逃げ方、というとネガティブに聞こえるが、実際に自分の仕事量を管理するのは自分自身なので、上手に対応することが必要。著者の経験も交えて解説。
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逃げ方といっても逆説的なものなのですべてを真に受けてはいけません。
その前提で読めば最高に面白いです。 -
成功した人の話から学べるものはあまりないと思ってる。そうはできないし、そうしたからと言って成功できるわけではないから。
だからあまりその手の本は読まなかいんだけど、この本の「うまい。逃げ方」というタイトルに惹かれた。「つらさから逃げる。」ということが、後退ではなく前進なんだと思うことで救われる人もいるだろう。
参考にはならない話もあるけれど、みんな辛いんだよ、逃げていいんだよって言われると少し楽に生きられる。 -
115ページ
一度は就職した方がいいとは思いますが、その先はもっとフレキシブルに、触手や働く形を考えてみるべきでしょう。
◆触手→職種
238ページ
雑誌「PREGIDENT」
◆PREGIDENT→PRESIDENT -
● 倒産しないような会社で、ということは一生、会社にぶらさがって生きていこうと考えているといっているようなものじゃありませんか。言い換えれば、自分には何の能力もないといっているのと同じで、恥ずかしいことだとしか思えません。
● 英語のeducationnの語源「educe」は「能力を引き出す」とか「ある方向に誘導する」という意味です。
● モノは考えようです。貧乏か豊かか。そのものさしは他者との比較なんです。みんなが貧乏になれば、そんなにつらくないんじゃないでしょうか。
● つらい環境からはさっさと逃げ出す。逃げ出すことも、いい人生を送るための知恵なんです。
● ひどくつらいときには、もう、何もせず、考え方を変えようともせず、ましてポジティブだとか前向きになろうとせず、ひたすら、自分のカラにとじこもり、自分はかわいそうな人間だと思い込むことも一つの解決法です。 -
タイトルは格好悪いけれども、勇気づけられる本。
ストレスが多く、自殺や過労が頻発する日本を憂う著者が、「無理をしなくても、死ぬほど働かなくても、世の中うまくやっていける」といった話を、自分の体験談を交えて語る。
文革により弾圧を受け、辺境を逃げ回っていた少年時代や、日本へやってきて会社を設立はしたが失敗したりといった青年時代の体験談が、説得力もあり、面白さもある。 -
辛い・苦しいことを我慢することは、日本では偉いことと考えられているけど、この本は辛かったら逃げてもいいんだよと言っている。逃げてもいいんだと思えたら、結局逃げないでも頑張れる、というのが本当の意味。自分に正直であることが大事。成功者の例もいくつか出していて、ビジネス本何冊かの要約を読んだような感覚。
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会社の先輩からお借りした
大好きな宋文洲さんの本。
逃げることは決して悪いことではないという。
方向を変えて前に進むということだ。
私は逃げ方が下手だといわれる。
情熱を感じられることに没入するために
今抱えているいくつかのことから、うまく逃げて
情熱を感じることだけを追いかけられないかな。