子どもの福祉

  • 建帛社
2.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 2
感想 : 0
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784767933139

作品紹介・あらすじ

人間は、生まれたときはまったくの裸ですが、それが、いろいろな関係が結ばれるなかで、それぞれにつながる能力を身につけ、成長・発達していくわけです。この過程で身につけたものが、一般的に"個性"(Personality)といわれているものです。したがって人間は、一人ひとりがいろいろな関係により、それぞれの個性をもっているわけですが、残念ながら日本の社会は、「赤信号、皆で渡れば怖くない」の意識が強いため、多くの子どもたちは、この個性が尊重されない社会で生きています。真の児童の福祉とは、子どもの個性尊重=人権尊重を認めることから始めねばならないと思いますが、日本では、"人権"の真の意味が理解されていない節があります。本書は、このような日本の子どもが置かれている社会状況を正しく理解し、どのようにすることが必要かを、学生諸君と共に考えていこうとする姿勢を中心に述べています。

著者プロフィール

神奈川県生まれ。
1969年 東洋大学大学院社会学科研究科修士課程修了
1987年 千葉明徳短期大学教授
1991年 育英短期大学教授
1999年 千葉敬愛短期大学教授
2001年 同短期大学教務部長
主な著書
『現代社会と社会学』(共著、誠信書房、1988年)
『子どもの教育と福祉の辞典』(編著、建帛社、2000年)
『子どもの養護』(編著、建帛社、2001年)
『福祉と人権』(明石書店、2002年)
『社会福祉の方法──社会福祉援助技術』(共著、建帛社、2003年)
『子どもの福祉』(編著、建帛社、2004年)
『まるごと覚える保育士試験』(監修・著、新星出版社、2005年)

「2009年 『社会福祉と人権問題【第2版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松本峰雄の作品

最近本棚に登録した人

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×