TOKYO BOOK SCENE (玄光社MOOK)

  • 玄光社
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本棚登録 : 285
感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784768304105

感想・レビュー・書評

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  • 一人で読書をするだけでなく、読書体験の幅を広げたい人にオススメの一冊。

    個性派書店、こだわりのあるブックカフェ、読書会にブックフェスティバル……と、本との出会いをさらに実り多きものとしてくれそうな場所がたくさん取り上げられていて、ページをめくるだけで心が躍ります。

    とても気に入ったので、同じく玄光社さんから出ている「TOKYOブックカフェ紀行」「TOKYO本屋さん紀行」「TOKYO図書館紀行」も読んでみようと思います♪

  • どの書店も魅力的で、行ってみたいところばかり( ´ ▽ ` )ノ

  • 池上

  • 東京で本を楽しむための提案本。
    いわゆる普通の本屋さんでなくて、
    何かわくわくするような仕掛けがあるスペースの紹介、
    また対談や読書会などのイヴェントも紹介されている。

    まだまだ知らない本屋さんがたくさん載っていた。
    その中で行ってみたいところ

    BUNDAN COFEE & BEER (文学)
    Rainy Day Bookstore & Cafe (旅、雑誌)
    古本酒場コクテイル (グルメ、コミュニケーション)

    たくさんの写真で紹介されているので
    雰囲気も伝わってきてトラヴェル・ガイドブックに近い。

    ぱらぱらとめくっていると突然、「作家が愛した」レシピが出てくる。

    森瑶子のヨロン丼
    村上春樹のストラスブルグ・ソーセージトマト煮込み

    をそのシーンの文章とともに紹介。
    村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』より
    「いよいよ今日で世界が終わる……彼女の部屋の台所に立つ……
     冷蔵庫からトマトを出して……食事ができたら彼女を起こす」

    と、なかなか気が利いている。
    ちゃんと地図までついているので
    本書を携えて東京本屋巡りを楽しめそう。

    眺めるだけでも楽しいお洒落なガイド本。

  • 読書は一人でするものと思ってたけど、最近はSNSやネット書店のレビューなどで読んだ本の感想をシェアしやすくなったよなー
    とか思っていたら!
    読書会、書店のイベント、ブックカフェ、古本市などなど、本を介してリアルで人とつながる機会もぐんと増えました。
    そんな『読書体験をシェアする。新しい本の楽しみ方ガイド』がこの本です。

    個性的な品ぞろえや、楽しそうなイベントをする素敵な本屋さんやおしゃれなブックカフェが
    綺麗な写真で紹介されています。ぜんぶ行ってみたい!
    読書会も少し敷居が高いけれど、好きな本について語り合ったら一瞬で親友が出来そうですね。
    それから、、実は私も先日地元の軒先ブックマーケットに出店してみたので、一箱古本市のページには目が釘付けに。
    次回の棚づくりの参考にします!!(ほんと楽しいんですよ、一箱古本市)

    本について語り合えるお友達が欲しいなーと思ってる人は、この本読んで勇気を出して一歩踏み出してみたらどうでしょう?

  • ざっくりとBook sceneを掴むには良い。最後の対談がおもしろかった。3.11きっかけ云々と言い出す人はアレ?と感じてしまうが、対談自体のそれはよかった。作り手の顔や想いが見える・感じられるものづくりをしていかねばと感じた。タブレットのくだりはやや盲信的と思える発言だったが、電子書籍との差別化を顕在化させていくことがBook sceneに今後より求められるのだと改めて感じた。

  • 写真の扱いが大きく、その写真がオシャレで、思わず惹き込まれてしまう。
    それぞれのお店や活動、空間に対し、著者が何かしらの「思い」を抱いていることが感じられる一冊。
    きっと著者は本が大好きなんじゃないかな、というか、本が大好きな人でいてほしい、と強く思った。

  •  こちらに紹介されている書店は、本を売っているだけではなく、本好きが集まるイベントスペースとして書店を活用している。

     講演会だったり、読書会だったり、展示スペースだったりだ。


     ナショナルチェーン店が開催しているような、大物作家のサイン会とか、講演会というようなものではない。それらはどちらかというと一方的な発信だが、こちらに紹介されているのは双方向で発信ができる、討論会とか、ファンの交流の場とか、そんな感じだ。


     酒を飲みながらだったり、料理を食べながらだったり、コミュニケーションスペースとしての書店の可能性を感じる。


     今までの書店はインプットする情報を仕入れる場所でしかなかったが、それらの情報や、読書の感動体験を、アウトプットする場所として活用するにも、書店というのはまた最適な場所なのかもしれない。
     
     

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