コーヒーを味わうように民主主義をつくりこむ: 日常と政治が隣り合う場所

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  • 現代書館
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784768458891

作品紹介・あらすじ

民主主義はやっかいだけど、時間をかけてこだわって、ていねいに、がまんしつつも面白く。おいしいコーヒーを味わうために、豆の栽培や輸入法、焙煎やいれ方にも気を配り、時間をかけるように。でもその行為自体が喜びでもあるだろう。果実を得るためには、わずらわしいプロセス自体を楽しまなければ続かない。(本書より)

本書では、世界中でコツコツと「社会を変える」ための活動に取り組んでいる「ごく普通の人々」を紹介することを通して、「草の根民主主義」の現在を照射します。暗に、政治家の私的な思惑に左右される「劇場型政治」や「カリスマ待望論」と一線を画することを企図しています。

感想・レビュー・書評

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  • 新聞に連載されたものに加筆まとめたもの。
    気軽に読めて、考えるのにちょうどいい。
    私はポートランドのリアルが分かってよかった。

  • 東2法経図・6F開架:311.7A/A38k//K

  •  朝日新聞系のメディアに連載されたコラムをまとめたもので読みやすい。
     インドネシア、ポートランド、日本、中国、韓国の民間団体、NPO法人、教育機関の活動を紹介。中心になって活動している個人についても詳しく取材している。
     ポートランドではNPO団体によって行政や政治家へのはたらきかけが日常的におこなわれている。
     
     タイトルにひかれて手に取ったが、コーヒーとは関係ない。

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著者プロフィール

1968年東京生まれ。東京大学文学部卒業。ロンドン政治経済学院修士。朝日新聞編集委員。朝日新聞入社後、政治部、経済部、AERA編集部などを経て現職。著書に『コーヒーを味わうように民主主義をつくりこむ――日常と政治が隣り合う場所』(現代書館)、『ゆっくりやさしく社会を変える――NPOで輝く女たち』『女は「政治」に向かないの?』(以上、講談社)、『女子プロレスラー小畑千代――闘う女の戦後史』(岩波書店)、『不思議の国会・政界用語ノート』(さくら舎)など。

「2021年 『クラウドファンディングで社会をつくる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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